グラデーションネイルは季節問わず人気の定番デザインです。
セルフネイルでもグラデーションはできますが、カラーによっては難しくて苦手…といった方も多いのではないでしょうか。
今回は、そのようなセルフネイラーさんに向けて、自宅で簡単にスポンジグラデーションを楽しむ方法をご紹介します。
グラデーションネイルとは?
グラデーションネイルとは、根元に向かってぼかされたデザインのことをいいます。
根元部分はクリアになるため、伸びたときも目立ちにくくきれいに見えます。
カラーの馴染むような濃淡がとてもきれいで、おすすめのネイルデザインです。
グラデーションは1色だけではなく数色で作ることもでき、デザインの幅がとても広いです。
基本的にはネイルブラシを使って境目をぼかしていくのですが、カラーやジェルの粘度によってぼかすのが難しいです。
グラデーションネイルでデザインの幅を広げましょう!
マスキングテープでできるフレンチネイルの種類
スポンジの準備
スポンジは家にあるキッチン用やメイク用のものでOKです。
荒いハードなものではなく、細かくて柔らかいスポンジがおすすめです。
爪と同じぐらいの大きさにカットしておきましょう。
違うカラーを使用する場合は色が混ざってしまうので、カラー分の個数のスポンジを用意します。
家にあるスポンジでできるのは嬉しいですね!
カラージェルの準備
アルミホイルなどの上に使うカラージェルを出しておきます。
スポンジをカラージェルに一度付けて、アルミの上にポンポンと数回叩いて馴染ませておきましょう。
あらかじめ馴染ませておくことで、ベタっとつくのを防げます。
馴染せるのを忘れないようにしましょう!
手順(1色グラデーションの場合)
まずは1色で作るグラデーションネイルの手順を解説します。
- ベースジェルまたはベースにするカラージェルを塗布
- スポンジにカラージェルを軽く付けてペーパーやアルミの上でポンポン叩く
- 先端からグラデーションしたい部分までスポンジで優しく叩きながら馴染ませて硬化
- 1度塗り部分より浅い先端部分に再度スポンジで色を重ねていく
- 色の濃さや境目が気になる場合は3度塗りで調節してから硬化
これでスポンジグラデーションが完成です。
先端から根元に向かって丁寧に叩いていくと、うまくグラデーションになってくれます。
1度目は深くから、2度目は先端のみカラーを入れるのがポイントです。
スポンジが爪からはみ出て皮膚についた場合は、硬化前にウッドスティックで付着部分を取っておきましょう。
多色グラデーションの場合は?
多色でグラデーションを作りたい場合はどのようにすればいいですか?
スポンジにカラージェルをボーダー柄のように塗ります。
ペーパーやアルミの上でポンポンと馴染ませてから、爪にそのままふんわりと叩いていきます。
一気に何色ものグラデーションができるので、カラフルに仕上げたい方におすすめです。
ラメグラデーションの場合は?
スポンジでラメグラデーションネイルを作ることも可能です。
ラメジェルをアルミ上に出して、同じようにスポンジでポンポンと馴染ませていきます。
ラメは境目の調整が難しいので、スポンジを小さめにカットして微調整しましょう。
小さくカットしたスポンジを使うのがポイントですね!
スポンジを使用するメリット
- グラデーションが苦手な方でも簡単
- カラーの濃淡に関わらずきれいに仕上がる
- スピーディーに仕上がる
- チークネイルなどの部分的なデザインにも対応
- ブラシよりもふわっと感が演出される
1番のメリットは簡単きれいで、スピーディーに仕上がることです。
ブラシでできてしまう筆跡やハケ筋もなく、ぽわんと柔らかいグラデーションになります。
チークネイルやタイダイ風などのニュアンスネイルにも使用できます。
ぼやっとした雰囲気のデザインにするときにスポンジは大活躍です。
根元部分が濃いカラーで先端部分が薄いカラーの2色グラデーションは、ブラシでぼかすのがとても難しいです。
スポンジでは根元や先端など関係なく簡単に濃淡が出せて、難易度の高いグラデーションにも挑戦できます。
簡単なのに凝ったネイルに見えますね!
スポンジグラデーションがうまくいかない原因
- 叩くときの圧が強く押さえつけている
- カラージェルがスポンジに馴染んでいない
- スポンジの表面が荒い
- ポンポンしすぎている
スポンジで表面をポンポンと叩くときは優しくふわっと叩いて色をつけていきましょう。
圧が加わるとその部分が濃くなってしまいます。
薄い部分を触るときは特に強く押し付けてしまわないように注意しましょう。
ポンポンと叩きすぎるのもNGです。
叩けば叩くほど色が濃くなるので、境目が濃くなりすぎてグラデーションに見えなくなります。
先端は濃い方がグラデーションがきれいに見えるので、少し強めに叩いてもOKです。
濃淡の位置によって強さを変えながら調整しましょう。
表面が荒すぎるスポンジはカラーのつき方にムラがでます。
できれば細かめのスポンジを使うと、うまくグラデーションになってくれます。
軽いタッチでポンポンと叩くのがおすすめです!
まとめ
最後に、グラデーションネイルのポイントをまとめます。
- グラデーションネイルはスポンジを使うと簡単
- メイク用やキッチン用のスポンジでOK
- スポンジを当てるときの圧や強さに気をつける
- スポンジがあれば難易度の高いグラデーションにも挑戦できる