何気なく送っている日常生活でジェルネイルが先端から剥がれてしまうことがありませんか?
ジェルネイル実践記 編集部先端から剥がれてしまうと、髪の毛に引っかかってしまったり、服に引っかかってしまったり、そのままジェルネイルが剥がれて取れてしまうこともあるようです!



日がたつにつれてジェルネイルは剥がれたり、欠けたりしてしまうことがあります。日常生活の他にも、先端が剥がれやすくなる原因がいくつかありますので、ここではジェルネイルが先端から剥がれてしまう原因と応急処置について紹介していきます。すぐに付け替えができない、ネイルサロンに行けない方はぜひ参考にしてくださいね。
ジェルネイルが先端から剥がれてくる5つの原因


ジェルネイルの先端が剥がれている状態とは、ジェルと自爪が浮いて離れていることを指します。ジェルネイルが爪先から剥がれてくる原因は主に5つありますので、それぞれ解説していきます。
1.爪が薄い


もともと自爪が薄い方や何度もジェルネイルの付け外しをしている方はジェルネイルが先端から剥がれやすい傾向にあります。



土台になる自爪が薄かったり、柔らかかったりすると、外からの衝撃でジェルと自爪の間に隙間ができるようになってしまいます。



外からの衝撃に弱いんですね!



そうです。さらに、柔らかいタイプのトップジェルを使っていると剥がれやすくなります。
自爪そのものが先端で薄く層になって剥がれている場合は、ジェルの塗り方以前の問題です。爪の表面が先端のほうで薄く剥がれる状態は爪甲層状分裂症(そうこうそうじょうぶんれつしょう・俗にいう二枚爪)と呼ばれ、日本皮膚科学会は原因を「爪の水分含量の低下と爪先に作用する外力によるもの」と考えられる、と説明しています。
同学会によると、日本では夏よりも外気の乾燥する冬に生じやすい傾向があり、除光液の使い過ぎや水仕事も爪の保湿成分を失わせる要因として挙げられています。土台がめくれていれば、その上のジェルも当然そこから浮いてきます。
同学会は全身的な病気では鉄欠乏性貧血で生じるともしています。乾燥や除光液に心当たりがないのに二枚爪を繰り返す場合は、外側のケアだけで抱え込まず、一度医療機関で相談してみてください。



冬になると急に持ちが悪くなる気がしていたのですが、気のせいではないのですね。



はい。先端が薄い時期はジェルを疑う前に爪の乾燥を疑ってください。同学会も予防として、保湿剤を1日数回塗ることと、水仕事のときにプラスチック手袋を着けることをすすめています。
出典:公益社団法人日本皮膚科学会『爪の病気 Q6 爪の表面が薄くはがれます。』
2.プレパレーション(下準備)不足


ジェルネイルを塗る前に行うのがプレパレーションですが、2点重要なポイントがあります。



ファイルで爪の形を整えるときに、先端に出るバリが完全に取りきれていないことがあります。バリが取れていないと先端から剥がれる原因になってしまいます。形を整えたあとは、一度爪の先端を確認するようにしましょう。



爪を削ったあとは必ず確認することが大事なんですね。



もう一つの原因として、爪の表面の油分がきちんと取れていないことがあげられます。油分は目視では確認できないため、ワイプを使って爪全体を丁寧に拭き取るようにしましょう。



上記2点に気を付けてプレパレーションを行いましょう!
ポイント
- ファイルでのバリ取り
- 油分が取りきれていない
3.エッジにジェルが塗れていない


塗るのをつい忘れてしまいがちですが、エッジにジェルが塗れていないと数日で先端から剥がれてしまいます。ジェルと地爪に隙間ができやすくなってしまうためです。



せっかく塗ったジェルが剥がれてしまうのは避けたいです。エッジは必ず塗ってくださいね!



塗るときに気をつけることはありますか。



エッジを塗るときは、ベースジェル、カラージェル、トップジェルの順で薄く塗るようにしましょう。
※ エッジとは爪の先端の厚み部分のこと
4.ベースジェルが合っていない


ベースジェルにはたくさんの種類があります。自分の爪がどのメーカーのベースジェルに合っているかは実際に使用してみないと分かりません。



本当にたくさんのジェルがありますよね。迷う方も多いと思います。



同じベースジェルを使って何度も剥がれてしまうようなら、違うメーカーを使ってみるのも一つの方法です。



すぐ剥がれてしまうのはジェルが合っていないこともあるんですね。



メーカーによって塗り方や量も違ってきますので、必ず各メーカーの推奨する塗り方で塗るようにしましょう。
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5.爪先を使う仕事をしている


ジェルネイルをしている人の仕事内容でも剥がれやすさは変わってきます。下記に当てはまる方はジェルが先端から剥がれやすい傾向にあるので、注意が必要です。
- 水仕事をしている
- パソコンをよく使う
- 段ボールや紙を触る仕事をしている
- 爪先でガリガリしてしまう癖がある



日常生活で爪先を使う場面は多いですよね。



爪先を使うことが頻繁にあるとジェルの持ちも良くないので、日頃から爪先を気にかけるようにしてみてください。
補足:先端が「剥がれる」ときと「欠ける」ときは原因が違う
先端のトラブルは、検索するときこそ同じ言葉で探しますが、「剥がれ(リフト)」と「欠け(チッピング)」は起きている場所が別物です。打つ手が変わるので、まずどちらなのかを見てください。
- 剥がれ(リフト)…ジェルと自爪の密着が切れて隙間ができた状態。先端が白っぽく浮いて見え、ジェル自体は割れていない。原因は下準備の甘さやエッジの塗り忘れ。
- 欠け(チッピング)…ジェルそのものが割れて飛んだ状態。断面がギザギザで、その部分だけ自爪が露出する。原因はジェルの厚み不足・柔らかいトップジェル・ぶつけたときの衝撃。



浮いているのか欠けているのか、見分けるコツはありますか。



指を横から見てください。ジェルの層が残ったまま下に隙間があれば剥がれ、層ごと無くなっていれば欠けです。剥がれはこのあとの応急処置どおりカットして保護、欠けは段差をファイルで平らにしてからトップジェルで断面を覆うのが基本になります。
ジェルネイルが先端から剥がれてきたときの応急処置・対処法
実際にジェルネイルが先端から剥がれてしまった場合、どのように対処したらいいか分からない方も多いのではないでしょうか。ジェルネイルが剥がれてしまう原因が分かったところで、次はジェルネイルが剥がれた場合の応急処置を紹介しています。
剥がれた部分をカットする





セルフネイルをしている方は、手持ちの爪切りやニッパーを使って剥がれている部分を切り取ってください。剥がれているジェルのギリギリまで切り取って、ファイルでジェルの段差部分を平らにします。



髪の毛や服に引っかかってしまうのを防ぐためですね。



ジェルが剥がれて地爪がむき出しになっている部分は、トップジェルやトップコートで保護します。色を付けたい方は、トップを塗る前に似た色のマニキュアやカラージェルを塗りましょう。
絆創膏を貼る





道具がなくジェルを切り取ることができない方は、絆創膏を貼っておきましょう。絆創膏を貼っておくと、髪の毛の引っ掛かりなどを防ぐことができます。



これなら道具を持っていなくてもすぐできる応急処置ですね。



ただし、あくまでも一時的な応急処置なので、ネイルサロンに行くまでの間、家に帰るまでの間などで使用するようにしてください。長時間放置しておくと、自爪とジェルの間に湿気が生じてグリーンネイルになってしまうので、早めの適切な処置を施してくださいね。
してはいけない!NGな方法



よく知られている応急処置で、ネイルグルーで再び自爪と剥がれたジェルを接着させる方法がありますが、この方法はあまりおすすめしません。



よく聞く応急処置ですが、どのような点が良くないのでしょうか?



一度できてしまった隙間は、お直し以外に完全に埋めることは不可能です。剥がれている隙間には水分が入り込んでいて、この状態でネイルグルーを使用すると、密閉されてグリーンネイルの原因になってしまいます。接着する方法はなるべく避け、剥がれた部分は切り取る方法を用いるようにしましょう。
ジェルネイルの先端が剥がれた応急処置後の対応について
応急処置後は、早急に適切な処置が必要です。応急処置後の対応を紹介していきますので、必ず放置はしないようにしてくださいね。
オフをする





剥がれてしまったジェルの指は、一度完全にオフをしましょう。セルフネイルをしている方は、応急処置の段階で時間があればそのままオフをしてしまうのも一つの手です。



一度完全にオフすることが望ましいんですね。オフする際に気を付けることはありますか?



手で無理やりジェルを剥がすのは絶対にいけません。無理やり剥がしてしまうと、自爪の表面も一緒に剥がれてしまい、爪を傷めてしまうので、必ずジェルリムーバーを使用するようにしてください。
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ネイルサロンでオフ・お直し・付け替え





ネイルサロンでジェルを付けている方は、ネイルサロンでそのままオフ、お直し、付け替えをしてもらいましょう。ジェルを付けてまだ日が浅い場合は、一本だけお直しを頼むとコストもそこまでかかりません。



一本だけだとお直し代も高額にはなりませんよね!



ジェルを付けてから3週間ほど経過していれば、そのまま次のデザインに付け替えてしまうこともできます。ネイルサロンで処置をするときは、担当のネイリストとよく相談して決めるようにしてくださいね。
サロンに連絡するときは、「いつ付けたか」「何本が」「どこが」の3点を先に伝えると、お直しで済むのか付け替えになるのかの判断が電話口でつきます。
- いつ付けたか…施術日。日が浅いほどお直しで対応できる可能性が高くなります。
- 何本が剥がれているか…1本だけか複数か。複数なら付け替えを提案されることもあります。
- どこが剥がれているか…先端だけか、根元や側面も浮いているか。
お直しの料金や無料で受けられる期間はサロンごとに条件が違います。何日以内なら無料か、何本までかは店舗の規定によるため、予約を取る前に確認しておくと行き違いがありません。



サロンに行くまでに、自分で切ってしまっても大丈夫でしょうか。



数日先の予約なら、引っかかって全部持っていかれるほうが困るので先に応急処置をして構いません。当日や翌日に行けるなら、触る前にスマホで写真を撮っておくと、どう剥がれたかをネイリストに正確に伝えられます。
ジェルネイルが先端から剥がれないための予防法
ジェルネイルが剥がれないために、ここでは予防法を紹介していきます。少し気を付けるだけでジェルも長持ちするようになるので、ぜひ実践してみてください。
しっかりとプレパレーションをする





丁寧なプレパレーション(下準備)をすることで、ジェルの持ちも違ってきます。甘皮、ダスト、バリの取り残しはないか、きちんと確認することです。これらが残っていると、ジェル全体も剥がれやすくなってきますので、必ず最後に確認するようにしましょう。
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ネイルプライマーを塗る


ネイルプライマーは、自爪とジェルの密着を良くさせるためのアイテムです。



先端から剥がれてしまう場合は、爪全体の真ん中から先端に向かって半分ほど塗ってください。その際に、必ずエッジ部分も塗るようにします。



ネイルプライマーは、ジェルが剥がれてしまう方の必須アイテムといえるのではないでしょうか。



ネイルプライマーは酸を含んでいるので、素手で触らないようにしましょう。
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先端まで塗る(エッジの塗り方)





先端から剥がれる原因となるエッジ部分にも必ずジェルを塗ります。厚く塗らずに、筆先を使ってチョンチョンとジェルが付くようにします。ジェルと自爪の隙間を埋める役割があるので、必ず塗るようにしてください。



何度も出てきていますが、エッジ部分を塗ることはとても重要な工程ですね!
エッジは面積が小さいぶん、塗る順番と筆の角度で仕上がりが変わります。毎回この手順をなぞれば塗り忘れも厚塗りも防げるので、工程として固定してしまうのがおすすめです。
- 爪の表面を塗り終えたら、いったん筆を立てる。寝かせたままだとエッジにジェルが乗らず、表面の続きを撫でるだけになります。
- 爪を自分のほうに向け、先端の厚み部分を真正面から見る。エッジが見えていない角度で塗ると、塗れたつもりで抜けます。
- 筆先を左端から右端へ一度だけすべらせる。往復させるとジェルが溜まります。
- ジェルが溜まっていないか横から確認する。溜まったまま硬化すると先端に段差ができ、そこが引っかかって剥がれの起点になります。
- ベースジェル・カラージェル・トップジェルのそれぞれで同じ動作を繰り返す。とくにトップジェルのエッジを抜くと、断面がむき出しのまま使うことになり先端から欠けます。



全部の工程でエッジを塗るのですね。ベースだけで良いのかと思っていました。



ベースだけだと一番外側が守られないので、結局そこから削れていきます。硬化前に爪を下に向けて、エッジから皮膚側へジェルが流れていないかも一緒に見ておくと安心です。
固めのトップジェルで仕上げる





仕上げのトップジェルが柔らかすぎると、外部からの衝撃にジェル全体が耐えられず、剥がれる原因になってしまいます。トップジェルも、メーカーによって粘度が全く違います。



トップジェルもメーカーによって全く違うんですね。剝がれやすいと感じる場合のトップジェル対処法はありますか?



普段から剥がれやすい、トップジェルが柔らかいと感じる方は、硬めのトップジェルに変えてみましょう。外部からの衝撃に強くなるので、硬めのトップジェルに変えたらしばらく様子を見てみましょう。
手袋を活用する


家事をする際に、手袋を活用するのもおすすめです。
- 水を使う洗い物にはゴム手袋
- 洗濯物を畳むときは保湿用の手袋



家事をするときは手袋おすすめですね!



水に触れることが少なくなるだけでジェルの持ちは良くなります。これと同様に、洗濯物を畳むときに保湿用の手袋をして作業します。素手で洗濯物を畳むと手の油分がどんどん失われていき、手も乾燥してカサカサ、乾燥が進むとジェルも剥がれやすくなります。



手袋は誰でも気軽に行える予防策なので、ぜひ試してくださいね。




先端の剥がれを防ぐトップジェル
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繰り返すときは皮膚科で相談する
下準備も塗り方も見直したのに先端のトラブルが続くときは、自爪側に原因があることもあります。たとえば爪が縦に割れる状態は爪甲縦裂症(そうこうじゅうれつしょう)と呼ばれ、日本皮膚科学会は原因として爪上皮(クチクラ)の異常や、爪の根元の腫瘍を挙げています。
同学会の解説では、爪の先端の割れ目から根元にかけて線条が見られ、先端から根元まで割れていることもあるとされています。治療は外用薬から始めて数ヶ月かけて経過をみることがあり、改善しない場合には腫瘍の有無を調べる検査に進むこともあると説明されています。ジェルの持ちの問題として繰り返すより、一度皮膚科で診てもらったほうが早いケースです。



ジェルを続けるかどうかも含めて、自爪の状態は自己判断せず医療機関で確認してください。
出典:公益社団法人日本皮膚科学会『爪の病気 Q4 爪が縦に割れる。』
ジェルネイルが剥がれないための生活を心がけよう





今回はジェルネイルの爪先負担軽減や予防策について解説いただきました!ありがとうございました!



ジェルネイルが先端から剥がれてしまうと、気分も落ち込んでしまいますよね。そうなる前に、きちんとした準備や確認をしながらジェルを塗っていきましょう。塗り終えた後の生活も、手袋をするなどして保湿を忘れないようにしてください。



普段の生活も少し気を付けるだけで、長くジェルネイル生活を送ることができますね!ジェルネイルが長持ちする方法をぜひ実践してみてみましょう!


















