何気なく送っている日常生活でジェルネイルが先端から剥がれてしまうことがありませんか?
先端から剥がれてしまうと、髪の毛に引っかかってしまったり、服に引っかかってしまったり、そのままジェルネイルが剥がれて取れてしまうこともあるようです!
日がたつにつれてジェルネイルは剥がれたり、欠けたりしてしまうことがあります。日常生活の他にも、先端が剥がれやすくなる原因がいくつかありますので、ここではジェルネイルが先端から剥がれてしまう原因と応急処置について紹介していきます。すぐに付け替えができない、ネイルサロンに行けない方はぜひ参考にしてくださいね。
ジェルネイルが先端から剥がれてくる5つの原因
ジェルネイルの先端が剥がれている状態とは、ジェルと自爪が浮いて離れていることを指します。ジェルネイルが爪先から剥がれてくる原因は主に5つありますので、それぞれ解説していきます。
1.爪が薄い
もともと自爪が薄い方や何度もジェルネイルの付け外しをしている方はジェルネイルが先端から剥がれやすい傾向にあります。
土台になる自爪が薄かったり、柔らかかったりすると、外からの衝撃でジェルと自爪の間に隙間ができるようになってしまいます。
外からの衝撃に弱いんですね!
そうです。さらに、柔らかいタイプのトップジェルを使っていると剥がれやすくなります。
2.プレパレーション(下準備)不足
ジェルネイルを塗る前に行うのがプレパレーションですが、2点重要なポイントがあります。
ファイルで爪の形を整えるときに、先端に出るバリが完全に取りきれていないことがあります。バリが取れていないと先端から剥がれる原因になってしまいます。形を整えたあとは、一度爪の先端を確認するようにしましょう。
爪を削ったあとは必ず確認することが大事なんですね。
もう一つの原因として、爪の表面の油分がきちんと取れていないことがあげられます。油分は目視では確認できないため、ワイプを使って爪全体を丁寧に拭き取るようにしましょう。
上記2点に気を付けてプレパレーションを行いましょう!
ポイント
- ファイルでのバリ取り
- 油分が取りきれていない
3.エッジにジェルが塗れていない
塗るのをつい忘れてしまいがちですが、エッジにジェルが塗れていないと数日で先端から剥がれてしまいます。ジェルと地爪に隙間ができやすくなってしまうためです。
せっかく塗ったジェルが剥がれてしまうのは避けたいです。エッジは必ず塗ってくださいね!
塗るときに気をつけることはありますか。
エッジを塗るときは、ベースジェル、カラージェル、トップジェルの順で薄く塗るようにしましょう。
※ エッジとは爪の先端の厚み部分のこと
4.ベースジェルが合っていない
ベースジェルにはたくさんの種類があります。自分の爪がどのメーカーのベースジェルに合っているかは実際に使用してみないと分かりません。
本当にたくさんのジェルがありますよね。迷う方も多いと思います。
同じベースジェルを使って何度も剥がれてしまうようなら、違うメーカーを使ってみるのも一つの方法です。
すぐ剥がれてしまうのはジェルが合っていないこともあるんですね。
メーカーによって塗り方や量も違ってきますので、必ず各メーカーの推奨する塗り方で塗るようにしましょう。
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5.爪先を使う仕事をしている
ジェルネイルをしている人の仕事内容でも剥がれやすさは変わってきます。下記に当てはまる方はジェルが先端から剥がれやすい傾向にあるので、注意が必要です。
- 水仕事をしている
- パソコンをよく使う
- 段ボールや紙を触る仕事をしている
- 爪先でガリガリしてしまう癖がある
日常生活で爪先を使う場面は多いですよね。
爪先を使うことが頻繁にあるとジェルの持ちも良くないので、日頃から爪先を気にかけるようにしてみてください。
ジェルネイルが先端から剥がれてきたときの応急処置・対処法
実際にジェルネイルが先端から剥がれてしまった場合、どのように対処したらいいか分からない方も多いのではないでしょうか。ジェルネイルが剥がれてしまう原因が分かったところで、次はジェルネイルが剥がれた場合の応急処置を紹介しています。
剥がれた部分をカットする
セルフネイルをしている方は、手持ちの爪切りやニッパーを使って剥がれている部分を切り取ってください。剥がれているジェルのギリギリまで切り取って、ファイルでジェルの段差部分を平らにします。
髪の毛や服に引っかかってしまうのを防ぐためですね。
ジェルが剥がれて地爪がむき出しになっている部分は、トップジェルやトップコートで保護します。色を付けたい方は、トップを塗る前に似た色のマニキュアやカラージェルを塗りましょう。
絆創膏を貼る
道具がなくジェルを切り取ることができない方は、絆創膏を貼っておきましょう。絆創膏を貼っておくと、髪の毛の引っ掛かりなどを防ぐことができます。
これなら道具を持っていなくてもすぐできる応急処置ですね。
ただし、あくまでも一時的な応急処置なので、ネイルサロンに行くまでの間、家に帰るまでの間などで使用するようにしてください。長時間放置しておくと、自爪とジェルの間に湿気が生じてグリーンネイルになってしまうので、早めの適切な処置を施してくださいね。
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してはいけない!NGな方法
よく知られている応急処置で、ネイルグルーで再び自爪と剥がれたジェルを接着させる方法がありますが、この方法はあまりおすすめしません。
よく聞く応急処置ですが、どのような点が良くないのでしょうか?
一度できてしまった隙間は、お直し以外に完全に埋めることは不可能です。剥がれている隙間には水分が入り込んでいて、この状態でネイルグルーを使用すると、密閉されてグリーンネイルの原因になってしまいます。接着する方法はなるべく避け、剥がれた部分は切り取る方法を用いるようにしましょう。
ジェルネイルの先端が剥がれた応急処置後の対応について
応急処置後は、早急に適切な処置が必要です。応急処置後の対応を紹介していきますので、必ず放置はしないようにしてくださいね。
オフをする
剥がれてしまったジェルの指は、一度完全にオフをしましょう。セルフネイルをしている方は、応急処置の段階で時間があればそのままオフをしてしまうのも一つの手です。
一度完全にオフすることが望ましいんですね。オフする際に気を付けることはありますか?
手で無理やりジェルを剥がすのは絶対にいけません。無理やり剥がしてしまうと、自爪の表面も一緒に剥がれてしまい、爪を傷めてしまうので、必ずジェルリムーバーを使用するようにしてください。
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ネイルサロンでオフ・お直し・付け替え
ネイルサロンでジェルを付けている方は、ネイルサロンでそのままオフ、お直し、付け替えをしてもらいましょう。ジェルを付けてまだ日が浅い場合は、一本だけお直しを頼むとコストもそこまでかかりません。
一本だけだとお直し代も高額にはなりませんよね!
ジェルを付けてから3週間ほど経過していれば、そのまま次のデザインに付け替えてしまうこともできます。ネイルサロンで処置をするときは、担当のネイリストとよく相談して決めるようにしてくださいね。
ジェルネイルが先端から剥がれないための予防法
ジェルネイルが剥がれないために、ここでは予防法を紹介していきます。少し気を付けるだけでジェルも長持ちするようになるので、ぜひ実践してみてください。
しっかりとプレパレーションをする
丁寧なプレパレーション(下準備)をすることで、ジェルの持ちも違ってきます。甘皮、ダスト、バリの取り残しはないか、きちんと確認することです。これらが残っていると、ジェル全体も剥がれやすくなってきますので、必ず最後に確認するようにしましょう。
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ネイルプライマーを塗る
ネイルプライマーは、自爪とジェルの密着を良くさせるためのアイテムです。
先端から剥がれてしまう場合は、爪全体の真ん中から先端に向かって半分ほど塗ってください。その際に、必ずエッジ部分も塗るようにします。
ネイルプライマーは、ジェルが剥がれてしまう方の必須アイテムといえるのではないでしょうか。
ネイルプライマーは酸を含んでいるので、素手で触らないようにしましょう。
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先端まで塗る
先端から剥がれる原因となるエッジ部分にも必ずジェルを塗ります。厚く塗らずに、筆先を使ってチョンチョンとジェルが付くようにします。ジェルと自爪の隙間を埋める役割があるので、必ず塗るようにしてください。
何度も出てきていますが、エッジ部分を塗ることはとても重要な工程ですね!
固めのトップジェルで仕上げる
仕上げのトップジェルが柔らかすぎると、外部からの衝撃にジェル全体が耐えられず、剥がれる原因になってしまいます。トップジェルも、メーカーによって粘度が全く違います。
トップジェルもメーカーによって全く違うんですね。剝がれやすいと感じる場合のトップジェル対処法はありますか?
普段から剥がれやすい、トップジェルが柔らかいと感じる方は、硬めのトップジェルに変えてみましょう。外部からの衝撃に強くなるので、硬めのトップジェルに変えたらしばらく様子を見てみましょう。
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手袋を活用する
家事をする際に、手袋を活用するのもおすすめです。
- 水を使う洗い物にはゴム手袋
- 洗濯物を畳むときは保湿用の手袋
家事をするときは手袋おすすめですね!
水に触れることが少なくなるだけでジェルの持ちは良くなります。これと同様に、洗濯物を畳むときに保湿用の手袋をして作業します。素手で洗濯物を畳むと手の油分がどんどん失われていき、手も乾燥してカサカサ、乾燥が進むとジェルも剥がれやすくなります。
手袋は誰でも気軽に行える予防策なので、ぜひ試してくださいね。
ジェルネイルが剥がれないための生活を心がけよう
今回はジェルネイルの爪先負担軽減や予防策について解説いただきました!ありがとうございました!
ジェルネイルが先端から剥がれてしまうと、気分も落ち込んでしまいますよね。そうなる前に、きちんとした準備や確認をしながらジェルを塗っていきましょう。塗り終えた後の生活も、手袋をするなどして保湿を忘れないようにしてください。
普段の生活も少し気を付けるだけで、長くジェルネイル生活を送ることができますね!ジェルネイルが長持ちする方法をぜひ実践してみてみましょう!