幅広いデザインが楽しめて指先が華やかになるジェルネイルや、シンプルなカラーを定期的に楽しめるマニキュア。指先がきれいに輝いて見えるネイルは、とても魅力的な美容施術です。その反面、不衛生に見えることもあり、職種によってはネイルが制限されていたりします。
爪先をせっかくきれいにしても、不衛生に見えてしまうのはなぜでしょう?
不衛生に見えてしまう原因はいくつかあります。今回は、ネイルが不衛生に見えてしまう理由やきれいなネイルを保つ方法をご紹介します。
不衛生なネイルとは?
不衛生なネイルは、以下の4つが挙げられます。
- 長すぎるネイル
- 付け替えず伸ばしすぎたネイル
- 部分的な欠けや割れを放置したネイル
- 変色しているネイル
これらのネイルは不衛生で汚く見えてしまいます。
ただネイルをしていてもきれいに見えるわけではないんですね。
ネイルを不衛生にしているとどうなる?
ネイルを不衛生にしていると爪にとって良くない状態になり、さまざまな影響を及ぼしてしまいます。特に気を付けたいのはグリーンネイルです。
浮き(リフト)や長期間のジェルネイルを不衛生に放置してしまうと隙間から水分が入り込み、部分的に湿度の高い状態になってしまいます。通気性が悪くなることで真菌(カビ)になりやすく、とても不衛生な爪になります。(グリーンネイルと呼ばれる状態)
不衛生にしているとグリーンネイルになってしまうんですね。グリーンネイルになってしまった場合、気を付けることはありますか?
グリーンネイルになってしまうと、ジェルネイルやマニキュアはNGです。変色してしまった部分をファイル削り落として除去しますが、深くまで浸透した真菌は削りきることができません。このとき使用したファイルをほかの爪に使用すると、真菌が移ります。使用したファイルはすぐに処分しましょう。
真菌が使用した道具に移ってしまうんですね。道具の扱いには注意が必要ですね。グリーンネイルの対処法はありますか?
削りきれないグリーンネイルは裸爪のままにして通気性を良くし、伸び切るまで待ちます。皮膚まで深く浸透してしまった真菌に関しては、皮膚科ですぐに診てもらいましょう。絆創膏で隠してしまうと通気性が悪くなり、治るのが遅いです。
見た目は緑色で気付きやすいのですが、ジェルネイルが乗っかったままだと見えず放置してしまうこともありそうですね。すぐに気付くためにも、浮いてきたらすぐにオフするようにしましょう。
見た目が悪く、汚い印象を与えてしまう
伸びすぎたネイルや手入れされていないネイルは、不潔な印象を与えます。時間が経つとジェルネイル特有のツヤもなくなり、くすんで汚れのように見えます。
せっかくのきれいなネイルを活かすためにも、適度なメンテナンスを欠かさないようにしましょう。
爪の裏側や隙間に汚れがたまり菌が繁殖する
爪周りは菌に触れる機会が多く、特に清潔にしておく必要があります。皮膚疾患の予防のためにも爪の周りを洗い、清潔な状態を維持することが大切です。
乾燥したときは保湿もしっかりと行いましょう。
不衛生に見えないようにするには
ネイルが不衛生に見えないために気を付けることを4つご紹介します。
こまめな手洗いと、適度な長さを心がける
指先は汚れやすく、菌も付着しやすい部分です。爪が長いと爪の裏側に汚れが残ったままになりやすく、なかなかきれいに洗いきれません。
こまめな手洗いはもちろん、不衛生な印象を与えない程度の長さでネイルすることをおすすめします。
ジェルネイルをしている状態で、長さのみを短く整えることは可能です。付け替えるまでの間に長さが気になったら、ファイルで先端を整えてあげると良いでしょう。
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付け替え時期を守る
ジェルネイルの付け替え周期は約3~4週間です。1ヶ月を過ぎてくると根元が伸びて見た目が悪くなるだけでなく、不潔な印象を与えてしまいます。
忙しくてなかなか付け替えができない場合は、オフだけでもしておきましょう。
ジェルネイルをオフしておくだけでも印象が違いますよね。
オフをした後の自爪はジェルネイルをしているときよりも薄く、鋭利になっています。肌を傷付けないように短めに、角が残らないように整えておきます。
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浮き(リフト)や欠けを放置しない
ネイルが浮いてきたら、すぐに浮いた部分をカットする必要があります。浮いている範囲が広い場合は、全てオフしてしまうのがおすすめです。
リフトするとジェルネイルが白く見えたり、髪の毛が引っかかったりするのですぐに気付けます。オフやカットした後は、通気性の良い状態にしておきましょう。
ジェルネイルが浮いてしまっている場合は、その部分を取り除くことが必要なんですね。
欠けや割れをそのままにしていると、日常生活で引っかかりやすくなり、肌を傷付けてしまい危険です。欠けた部分や割れた部分はすぐにカットしておき、状態が悪化しないように注意しましょう。
修復や対処が難しい場合は、ネイリストに相談するか病院へ行きましょう。
足のネイルにも気を付けよう
足の爪も手と同様に清潔にしておく必要があります。足は蒸れやすく不衛生な状態に陥りやすい部分で、爪水虫などの病気になることがあります。
足の衛生状態には気を付けておく必要があるんですね。では、足の爪で気を付けることはどのようなことでしょうか?
手のジェルネイルのように浮くことはあまりありませんが、こまめなカットと丁寧な洗浄が大切です。足のネイルに長さは必要ありませんので、怪我や靴擦れ、臭い予防のためにも常に短くしておきましょう。
終わりに
今回は、ネイルが不衛生と言われる理由と衛生的に保つ方法について解説ありがとうございました!
最後に、今回の内容をまとめます。
- ネイルを不衛生にすると真菌や皮膚疾患の原因になる
- 手洗いや定期的な手入れで清潔に保つ必要がある
- 不衛生な放置による症状にはそれぞれ適切な対処をする
- 足のネイルも清潔にする必要がある
ジェルネイルは手入れを怠ると不衛生に見えたり、菌が発生したりします。そのようにならないために、日ごろの手入れが欠かせません。せっかくきれいなカラーやデザインを施しているので、不衛生に見えてはもったいないです。美しい手元を保てるように心がけましょう!