春夏はサンダルを履く機会が多く、足の爪が気になりますよね。今回は足の爪を健康的にきれいに伸ばす方法をご紹介します!
「フットネイルをして可愛い足元にしたいけど、なかなか足の爪がきれいに伸びてくれない!」といった方はぜひ必見です。
足の爪は伸びにくい?
足の爪は手の爪と違って、伸びる速度が遅いですよね!
個人差はありますが、1ヶ月で約1.5mm、手の爪の約半分のスピードです。冬よりも夏が伸びやすく、大人よりも子供の方が伸びやすいと言われています。フットジェルネイルの場合は、1ヶ月半~2ヶ月ぐらいで付け替えるのが目安です。
足の爪がきれいに伸びない原因
まずは原因からみていきましょう。
- 靴やパンプスによる圧迫
- 短くカットしすぎている
- 慢性的なジェルネイルによる爪の衰え
- 乾燥、保湿不足
- 栄養不足による成長の遅れ
靴やパンプスによる圧迫
普段履いている靴によって摩擦や圧迫が起こり、足の爪に負担がかかって変形することがあります。
特に親指や小指のサイドは靴の影響を受けやすく、真っ直ぐきれいに伸びにくいです。長時間圧迫され続けると、巻き爪の原因にもなります。冬は分厚めの靴下を履いたり、爪切りを忘れがちだったりするため、圧迫が起こりやすくなります。
履いているときに痛みや窮屈を感じたら、靴のサイズや形を見直してみましょう。
短くカットしすぎている
足の爪の理想的な形はスクエア型の角を丸くした形です。頻繁にギリギリまで切りすぎてしまうと、イエローライン(ピンク色と白色の境目)がどんどん下がっていってしまい、爪が小さくなってしまいます。
足の爪にはどんな対処をしたらよいですか?
少し白い部分を残すぐらいの長さがベストです。爪切りはパチンっと強い衝撃を与えてしまうので、長さを整える時はエメリーボードがおすすめです。エメリーボードで整えると角が残りにくく、靴下を引っかけてしまうことも防げます。
慢性的なジェルネイルによる爪の衰え
手と同じようにジェルネイルを1年中付けている方もいらっしゃると思います。
オフの頻度が増えてしまうと、足の爪が薄く弱くなってしまいます。付け替えペースを守り、薄くしすぎないように意識しましょう。足の爪はぶつけたり外部からの衝撃が多かったりする部分なので、なるべく強くて厚い爪を育てることが大切です。
乾燥、保湿不足
足の爪も手と同じく、乾燥させてしまうと伸びにくくなります。足の爪は保湿を忘れがちですが、ネイルオイルやクリームで保湿してあげましょう。
フットクリームを塗るついでに爪周りをケアしてあげると、爪だけでなく足全体が潤ってきれいになります。手の爪同様、足の爪にも保湿が必要なんですね。保湿を忘れずに行いましょう。
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栄養不足による成長の遅れ
栄養不足も爪の成長を妨げる原因です。鉄分やコラーゲンを意識して摂取したり、爪の栄養源であるたんぱく質やカルシウムを取り入れたりして、成長を促しましょう。
栄養を摂る事は健康にもつながるので、一石二鳥ですね。積極的に栄養を摂り入れていきましょう。
甘皮で爪が隠れている?
足の爪は乾燥しやすく、甘皮がとても生えやすいです。爪表面に甘皮がこびり付き、本来の爪が短く見えることがあります。白くなっている部分は全て甘皮です。
プッシャーなどでしっかりと押し上げて、甘皮を除去してあげることで、爪が長くきれいに見えます。ケア後は甘皮で隠れている部分が見えて、爪が大きくなります。マニキュアやジェルネイルが格段に塗りやすくなり、見栄えもよくなります。
「足の爪が小さすぎる」と思っている方も、ケアをすればしっかりとした爪が見えてきますね。
トラブル別!足の爪の対処法
足の爪のトラブルについて解説していきます。
巻き爪
足の爪は巻き爪になりやすく、特に親指の両サイドは巻いている方が多いです。酷い場合は少しの圧でも巻いた部分がくい込んで痛みが生じます。
巻き爪になってしまったときは、両サイドを短くカットしすぎないようにしましょう。短くしてしまうとより食い込みが強くなり、痛みが増します。爪の先端はカーブではなくスクエア型を意識して、サイドの長さをある程度残すようにしましょう。
両サイドの表面を削り爪を薄くしておくと、くい込みが弱まって痛みが軽減されることもあります。ワイヤーやアクリルを使って巻き爪矯正をしてくれるサロンや病院もあるので、酷い痛みに悩まされているという方は相談してみましょう。巻き爪が治るときれいな形をキープしながら伸ばすことができます。
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変形や変色
手と同じく、表面の変形や変色がみられることがあります。
栄養不足や病気の可能性があるので、ジェルネイルはなるべく控えて適切な対応が必要です。あまりにひどい場合は病院で診てもらいましょう。
怪我による損傷
足先はぶつけたり怪我をしたりすることが多い部分です。ぶつけ方によっては爪が割れ、激しく損傷してしまいます。出血などがあれば、絆創膏やガーゼで保護しておきましょう。
怪我をしてしまっても、またきれいな爪が生えてきますか。
基本的には損傷した部分が伸びきれば、きれいな爪が生えてきますが、爪の内部が損傷している場合は治るまでに時間がかかります。きれいに生え変わるまで清潔を保ち、栄養と保湿を心がけましょう。
まれに爪が剥がれて全てなくなってしまうことがありますが、新しい爪は少しづつ生えてきます。こまめに様子を見れるよう自爪の状態にしておき、必要であれば受診も視野に入れましょう。
終わりに
今回は足の爪について解説ありがとうございました!
最後に足の爪についてまとめます。
- 足の爪が伸びない原因を知り、カット方法や靴を見直す
- 手と同じくこまめな保湿が大切
- 足の爪のトラブルは早めに気付き対処する
足の爪もネイルする方にとってはとても重要です。甘皮のカットやネイルオイル、クリームなどによって良い状態を保ちつつ、サンダルスタイルの見た目を良くしていきましょう!