爪先が華やかに演出されるジェルネイル。しかし、日常生活でふとした瞬間にうっかり爪が欠けたり、引っかかったりしてしまうこともありますよね。
家事や仕事などで日々忙しく過ごしていると、すぐにネイルサロンに行くことは難しいです。かといって剥がれたまま放置していると爪とジェルネイルの間に水分が入り、菌が繁殖してしまう可能性もあります。実際にジェルネイルが剥がれた場合はどのような対処が必要でしょうか。
そのようなときにご自身で応急処置ができると安心です。今回はジェルネイルが剥がれたときの対処法をご紹介します!
ジェルネイルが剥がれた際に簡単にくっつける方法
自宅で簡単にくっつける方法を習得して次のネイルサロンに行くまでのつなぎにしましょう。簡単にくっつける方法はネイルグルーを使用した簡単お直しが良さそうです。
ネイルグルーで簡単にくっつける方法
※左下がネイルグルー。右がウッドスティック
ネイルグルーとはネイルチップ装着時や補強する際などに使用するネイル用の接着剤のことです。
ネイルグルーは補強や欠けたネイルをつなげる役割がありますね!
根元や先端などジェルネイルの一部が剥がれている場合は、ネイルグルーを使ってくっつけることで簡単にお直しできます。100円均一やドラッグストアでも販売されていますので、手軽に購入できます。
ネイルグルーの見本商品
ネイルグルーの使い方
使い方は剥がれたジェルネイルの部分に塗布し、しっかりと爪とジェルネイルに隙間ができないように押し当てます。
※ネイルチップにネイルグルーを塗布するイメージ
きれいに仕上げるためには、オレンジウッドスティックを使用すると良いです。やり方はネイルグルーをオレンジウッドスティックの先端部分に少量乗せ、ジェルネイルの剥がれた部分の裏側に塗布します。
直接塗布するよりもピンポイントで剥がれた部分に塗布できるので、乾きも速くきれいに仕上がりますね!
使用する際に注意点としては、ネイルグルーを直接剥がれた箇所に塗布しないことです。直接塗布するとたくさんの量が付いてしまい、乾くのに時間がかかってしまうため、きれいに仕上がらない可能性があります。
くっつけずにジェルネイルを整える方法
ネイルグルーを持っていない方もいます。そういった方はジェルネイルが欠けてしまったり、割れてしまったりした場合、どのように整えたらよいでしょうか。
大きくわけて、以下4つの方法があります。
4つの整える方法
- ネイルファイルを使って整える
- ジェルネイルの上からネイルチップを貼る
- 絆創膏(ばんそうこう)で固定する
- セルフでジェルオフする方法
セルフネイルをされている方ならこの方法で爪を整えましょう。
対処法1|ネイルファイルを使って整える
1つ目はネイルファイルを使用して整える方法です。ネイルファイルとは、ネイルケアで使用するやすりのことです。
※ネイルファイルのイメージ
ジェルネイルの先端が剥がれ、爪の長さがある場合は、ネイルファイルを使用して短く削ると良いでしょう。爪が短い場合でも段差をなくして爪先を滑らかにすることで引っ掛かりがなくなり、さらに剥がれてしまう心配がなくなります。
ネイルファイルには、目の粗いものから細かいものまでのグリッド数があります。ジェルネイルをオフする際には80グリッドを使用することが多く、爪の長さを整える際には100グリッドか150グリッドを使用するのが一般的です。
使い方はネイルファイルを爪に対して45度の角度を目安に当てて削ります。ネイルファイルを往復させながら削ってしまうと振動で爪に負担がかかり、さらにジェルネイルが剥がれてしまう可能性があります。
使用する際は一定方向にかけるようにします。
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対処法2|ジェルネイルの上からネイルチップを貼る
2つ目は欠けたジェルネイルの上からネイルチップ/デザインチップを貼る方法です。1本だけ剥がれてしまった場合に有効です。ネイルチップを貼ることで爪を保護し、負担がかかりにくくなります。
※ネイルグルーとネイルチップ
小さくカットしたキッチンペーパーにエタノールや消毒液などを付けて、ジェルネイルの表面の油分や水分を取り除きます。油分や水分が残っていると剥がれやすくなるため、注意が必要です。
ネイルチップ裏側の爪に当たる部分にネイルグルーを塗り、ジェルネイルの上に貼ります。ネイルグルーが乾いたら軽く押さえて密着させましょう。
ネイルチップが定着したら、他の爪のジェルネイルと同系色のマニキュアを塗るとより自然な仕上がりになります。
ネイルチップをそのまま貼ると、ご自身の爪の形に合わない場合があります。サイズが合わない場合は、装着する前にネイルファイルで形を整えてから貼るようにしましょう。
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対処法3|絆創膏(ばんそうこう)で固定する
3つ目は絆創膏で剥がれたジェルネイルを固定させる応急処置の方法です。根元が浮いてきて剥がれそうなときに髪の毛や衣服に引っかかる心配がなくなります。
ネイルグルーやネイルファイルなどの道具がなく、家庭にあるもので応急処置をするには絆創膏がおすすめです。本当の応急処置なので、時間があったらオフしたり、ネイルサロンに行き、処置してもらうようにしましょう!
使い方は剥がれたジェルネイルの部分を覆うように絆創膏を貼るだけです。サージカルテープやマスキングテープでも代用が可能です。ただし、絆創膏の中は密閉空間です。夏場は特に蒸れやすく、爪とジェルの間に細菌が繁殖しやすくなるため、こまめに取り替える必要があります。
粘着力の強い場合は絆創膏を取り替える際にジェルネイルも一緒に剥がれてしまい、自爪を傷めてしまう可能性があります。ジェルネイルの部分にガーゼを挟んでから固定すると良いです。
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対処法4|セルフでジェルオフする
4つ目はセルフでオフする方法です。セルフネイルをされている方なら、欠けたり、割れたりしたらオフするのが良いでしょう。
水仕事や指先をよく使う仕事をしたあとは、部分的ではなく全体的にボロボロに剥がれてしまうこともあります。ほとんどのジェルネイルが剥がれてしまった場合、修正することが難しくなるため、できる範囲でジェルオフをしましょう。
※オフに必要な道具のイメージ
ジェルリムーバーが浸透しやすくするために、ジェルネイルの表面をネイルファイルで少し削ります。
小さくカットしたアルミホイルとコットンと市販のジェルリムーバーを用意します。
※リムーバー
※アルミホイル
※コットン
爪のサイズに合わせてカットしたコットンにジェルリムーバーを浸し、爪全体をアルミホイルで覆い数分置きます。
10~15分程度経過したらアルミホイルを外し、プッシャーやオレンジウッドスティックを使って落としていきます。
ジェルネイルがオフできたら、爪表面をバッファーで整え、ネイルオイルを馴染ませます。
ジェルネイルオフ後は爪が折れやすくなるため、短く切っておきましょう。また乾燥もしやすいため、ジェルネイルオフ後はハンドクリームやネイルオイルをこまめに塗るのも忘れずに!
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剥がれないようにするために長持ちさせる方法
ジェルネイルが剥がれたり、欠けたりするのは、もともとの自爪の強度や生活習慣が関わっています。日常生活で少し気をつけるだけでジェルネイルが長持ちします。
水仕事はゴム手袋を使用する
家事で水仕事をする際に素手で行うと、どうしても爪に負担がかかりやすく、剥がれる原因になります。
特に食器洗い洗剤は爪や皮膚に負担がかかります。水仕事を行う際には、ゴム手袋を使用して爪を保護しましょう。
保湿をする
ジェルネイルに乾燥は大敵です。爪は甘皮周りから栄養を吸収するため、こまめにネイルオイルやハンドクリームを塗り、甘皮周りを保湿するだけでもジェルネイルが長持ちします。
ご自身でできるケアを行い、なるべくきれいな状態が保てるようにしましょう。
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爪先を使わない
ジェルネイルは先端にジェルを引っ掛けて塗っています。そのためシャンプーをする際に爪先を立てると引っ掛けている部分が取れてしまい、剥がれの原因になります。なるべく指の腹を使い、爪先を立てないように気をつけましょう。
終わりに
今回はジェルネイルが剥がれた際のくっつける方法についてご紹介しました。いろいろと勉強になりましたね!
ジェルネイルが剥がれてしまうと焦ってしまうこともあると思います。そのようなときは慌てずに適切な対処法を行い、なるべく早くネイルサロンに相談しましょう。
ネイルサロンをお探しの方はホットペッパービューティーで探してみるのが良さそうですね!
剥がれてしまった際にそのまま放置してしまうと見映えが悪くなるだけでなく、爪に負担をかけてしまう可能性もあります。きちんと応急処置をして、きれいな指先が維持できるようにしましょう。爪に配慮してこれからもジェルネイルを思いっきり楽しんでくださいね。