煌びやかで派手な印象の箔は、ネイルデザインに取り入れることもできます。
ネイルホイルとも呼ばれる箔の使い方は意外と簡単なのに、凝ったデザインに見えます。
一気にキラキラ感がアップするので、季節問わず人気が高いです。
今回は箔(ネイルホイル)の様々な使い方やデザイン、使用する際の注意点などをご紹介します。
ネイルに使う箔とは?
アルミホイルのようなキラキラとしたもので、鏡面からマットメタリックなどさまざまな種類があります。
ゴールドやシルバー、ブロンズなどのメタリックなカラーが多く、鏡面のホログラムやミラーパウダーと似たような輝き方をします。
全体に貼り付けることも部分的に貼り付けることもできて、さまざまなホイルデザインが楽しめます。
長いロールタイプや折りたたみタイプ、あらかじめめカットされた乱切り箔などがあります。
未硬化ジェルに密着する特性があり、使い方の幅が広いネイルツールです。
種類も使い方もさまざまですね。
ホログラムやミラーパウダーとの違い
鏡面のホログラムと、見た目の違いはあまりありません。
ホログラムのように場所を決めてセットするのではなく、貼り付けてランダムに転写できるという点が大きく異なります。
ネイルホイルを転写した上にホログラムを乗せることも可能です。
よりキラキラ感が増して、角度によって輝くのでとてもきれいです。
ミラーパウダーも似たような輝きですが、よく見ると箔には少しシワのような傷があります。
ミラーのようなツルっとした仕上がりではなく、本物の金箔のような見た目です。
デザインを考えるのが苦手な人にとって、ランダムで転写してくれるところが嬉しいですね。
ネイル箔の使い方
貼り付けて転写する方法
一般的なネイルホイルの使い方です。
毎回箔の付き方が違うので、さまざまなホイルデザインが楽しめます。
- ベースとなるカラージェルを塗布して効果
- 未硬化ジェルを残したままの表面にホイルを貼り付け、しっかりと密着させる
- 転写したい部分にしっかりと貼り付けたら端からホイルを剥がす
- パーツ類などを乗せてコーティングをしたら完成
※1回の転写で物足りない場合は、再度クリアジェルを塗布して硬化したあと、ホイルの新しい面で貼り付けましょう。
未硬化ジェルを利用した方法
部分的に箔を付けたいときに便利な方法で、ミラーアートのような仕上がりになります。
未硬化が残っていない部分には転写されず、メリハリのあるデザインにしたいときにおすすめです。
- カラージェルを塗布した後ノンワイプジェルでコーティングしておく(ノンワイプがない場合は硬化した後に拭き取る)
- ノンワイプではないクリアジェルとアートブラシを使ってラインを描き硬化
- 未硬化ジェルが残っているラインの上にホイルを貼り付ける
- トップコーティングをして完成
ホログラムのような使い方
ホログラムのように、乗せる場所を決めて埋めるデザインもできます。
- ホイルを細かくカットする(くしゃくしゃにしておくと箔っぽさが増します)
- ネイル表面にクリアジェルを馴染ませてカットしたホイルを乗せる
- コーティングでしっかりと埋めたら完成
使用する際の注意点
ネイルホイルには裏表がある
ネイルホイルには、転写できる面とできない面があります。
間違えると箔が全く付かないので、裏表に気を付けましょう。
転写できる面は少しザラザラした感触で、転写できない面はツルツルしています。
ノンワイプジェルの上には使用できない
未硬化ジェルに反応するため、ノンワイプジェルの上には使用できません。
未硬化が残るジェルを使用してください。
ネイルホイルの結合は弱いので、粘着面に対して転写することができます。
貼り付けるときはしっかりと密着させる
数秒フィットさせてから剥がすときれいに転写できます。
隙間があったり貼り付けの圧が弱かったりすると、うまく箔が付きません。
焦らず丁寧に転写するようにしましょう。
一度使用したホイル部分は使わない
未硬化ジェルがホイルに移り、ベタベタとした状態になっています。
その部分を貼り付けてもきれいに転写されません。
毎回新しいホイル部分を使って貼り付けましょう。
箔を使ったおすすめネイルデザイン
タイダイネイルなどのニュアンスネイルにON
ホイルはニュアンスデザインを締める効果があり、ぼやっとしたアートとの相性が良いです。
ピンクゴールドやブロンズ系カラーの箔を使うと、アンティークな雰囲気が漂います。
とてもおしゃれに見えますね。
塗りかけネイルで部分的に使う
カラーを塗りかけたデザインの上に、ホイルのみ部分的に使うのもOK。
ホイルをうまくカットして、転写したい部分にのみ貼り付けるとメリハリのある雰囲気に仕上がります。
ホイルがアクセントになりますね!
全体に貼り付けてランダムな転写を楽しむ
全体に貼り付けてもランダムに隙間ができるので、ミラーネイルとは違ったおしゃれ感が演出されます。
左右1本ずつ全体に貼り付けるなど、ポイントとして使うとバランスが良くなります。
派手なデザインが好きな方におすすめです。
箔の上にホログラムやラメ、パーツ類を乗せて輝きUP
ホイルを貼り付けた上にホログラムやラメを乗せると、より輝きのあるネイルになります。
パーツ類を乗せると立体感とゴージャス感がアップします。
さまざまなネイルデザインを楽しめますね!
まとめ
最後に、ネイルに使う箔についてまとめます。
- ネイルの箔の使い方は簡単
- カラーや光り具合など様々な種類がある
- 部分的にも全体使いにもおすすめ
- 未硬化ジェルにしか反応しない