
爪が薄くなって厚みがペラペラになった経験はありませんか。考えてみると、爪が薄いって状況は異常事態ですよね!



指先は毎日使う場所です。爪が薄くなってしまうと私生活にも不安になってしまいます。ちょっとした衝撃でも痛みを感じたり、ひどい場合はドライヤーの熱やお湯がしみたりすることもあります。


薄い爪は二枚爪や亀裂の原因になりやすく、爪にとっても良い状態ではありません。ジェルネイルの密着やもちも悪くなったり、すぐに割れてしまったり、キレイに爪を伸ばせない状態になります。
今回は自爪が薄くて弱いとお悩みの方に、爪を厚くする方法をご紹介していきます。



薄い爪を改善して健康的で強い爪を育てていきましょう!
爪が薄い・薄くなる原因


爪が薄くなる原因はさまざまです。たとえば、ネイルをされる方なら以下のような原因があります。
爪が薄い・薄くなる原因の例
- ジェルネイルの繰り返しやリムーバー(除光液)の使いすぎ
- ジェルネイルをする際の過度のサンディング(表面を削る工程)
- もともと爪が弱くて薄い
- 栄養不足や乾燥



このような理由で爪が薄くなってしまいます。特に表面を削る工程では、物理的に爪が薄くなりますので削り過ぎには要注意です。ほかにもジェルネイルのしすぎ等、さまざまな理由があります。それぞれの原因に合った対処法で、爪を補強できます。
爪を薄くしないためには



実際に爪を薄くしないためには、どのようなことに気を付けるべきでしょうか。



主に4つの方法が挙げられます。ネイルをされる方ならすべてとは言わずとも、いずれかはしっかり押さえておきましょう。
1.ジェルオフまで期間は3週間以上、空けること





ジェルネイルは約1ヶ月に1回付け替えるペースが一般的です。2週間以内で浮いてしまったからといって、早いペースで付け替えを繰り返していると、同じ部分を何度も削ることになり、極端に傷んでしまいます。少なくとも3週間以上は空けてから付け替える方が良いでしょう。





浮いてくるペースが早い場合、何か原因があるので、長持ちする方法を見直してください。ジェルネイルは自爪が薄すぎると持ちが格段に悪くなるので、頻繁に付け替えると持ちが悪さにつながり、悪循環です。



仕事や環境上ジェルネイルができず、マニキュアを頻繁に塗る方もいらっしゃると思います。マニキュアをオフするためのリムーバー(除光液)は、爪をとても乾燥させてしまいますよね。



何度もマニキュアを塗ってオフしていると、負担がかかり、ペラペラの爪になってしまいます。頻繁にマニキュアを塗り直すよりもジェルネイルを1ヶ月もたせる方が自爪にとっては優しいです。



ジェルネイルにはシンプルでナチュラルなデザインも多いので、ペースが早い方はマニキュアを卒業してジェルネイルにしてしまうのも良いかもしれませんね!
2.サンディングのしすぎに注意


ベースジェルを塗る前に爪の表面にファイルやスポンジバッファーで傷を入れて、密着を良くしますよね。しかし、必要以上に削りすぎると自爪が薄くなってしまいます。



どこまで削れば良いか分かりにくいですが、根元や横のキワにしっかり傷が入っていれば、他の部分は軽くなでる程度で大丈夫です。
表面がツルっと光っていなければ、ジェルは密着するので、丁寧に削りすぎる必要はありません。




また、ジェルネイルのオフの際にファイルで全て削り落とそうとすると自爪が薄くなりやすいです。



アセトンをしっかり染み込ませると、簡単にポロっと溶けてくれるので、オフの際の過度のファイルにも気を付けましょう。
3.もともと薄い場合はネイルケア製品を利用する



爪の分厚さは人によってさまざまですよね。薄い方もいれば、もともと暑い方もいます。そのなかで、爪が薄い方はどのようにすればいいでしょうか。



とても強くて頑丈な方もいれば、「ふにゃっ」と柔らかく薄い方もいます。もともと分厚い方はパキッと割れやすい特徴があり、薄い方は割れにくいが強度が低く、二枚爪になりやすいです。
自爪が薄い方向けのネイルセラム(ネイルオイル)やネイルクリームが販売されています。爪を保護しながら強化していく効果があります。
ネイルオイルの見本商品
マニキュアのように定着するものからなじませるだけのものもあり、自分に合ったものが選べます。毎日続けていくことで強い爪を育て、生え変わってくる爪が分厚くなってきます。ジェルネイルで傷んでしまった爪にも効果を発揮します。





おすすめなのは『ドクターネイル』やネイルブランドで有名な『O.P.I』から販売されているネイルケア製品です。ただ、好みもありますのでAmazonや楽天から良さそうなものを選びましょう。
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4.食生活にも気をつける



爪が薄くなる原因には食生活等も関係していることを聞いたことがあります。



爪は皮膚が角質化した一部です。保護するために皮膚が硬くなったもので、主成分はケラチンです。爪に必要なのはカルシウムだと勘違いされがちですが、爪に必要な栄養は「タンパク質」です。
肉類 | 豚ロース 鶏肉のささみ ウインナー etc |
魚介類 | いくら かつお etc |
豆類 | 納豆 豆腐 豆乳 etc |
乳製品 | カマンベールチーズ パルメザンチーズ 牛乳 etc |
卵類 | 卵黄 ゆで卵 生卵 etc |
栄養不足による乾燥も爪を薄くしてしまう原因の一つです。貧血予防にもなる鉄分や亜鉛を積極的に摂取するのがおすすめ。



それ以外の栄養バランスも必要ですが、特にタンパク質を意識して摂取すると良いでしょう。爪が薄いと感じたときは、食生活を見直してみてください。



食生活を見直すことで、爪の薄さを改善できることもあるので、早めに見直した方が良さそうですね!
爪は人間の健康を表す部分でもあります。爪に線が入っていたり、変色・変形していたりする場合は、何かしらの病気や体調の不調を表しています。過度に心配する必要はありませんが、オフのタイミングなどでチェックしておくと、異変に気付けることもあります。
爪が薄いときの保護・補強方法





爪が薄いときはジェルを薄く塗り保護・強化しておくと日常生活でも安心ですよね。



爪が薄いとジェルの持ちは悪いですが、薄くクリアジェルを塗っている程度では、すぐに外れることはありません。サンディングは最低限にして、ベースジェルの後にトップジェルのみでOKです。



何かしらの事情でジェルが塗れない方はどうしたらいいでしょうか。



ジェルを塗って補強できない方はマニキュアのベースコートやトップコートのみ塗っておくだけでも、保護にもつながります。



とても勉強になります!



爪は1日0.1mm、1ヶ月で約3mm伸びます。新しく生えてきた部分はダメージがありませんので、その部分が伸びきることで全体の爪の強度が増します。人によって差はありますが、3〜4ヶ月で全ての爪が生え変わります。その間に負担をかけなければ、強い爪になるという理論です。
爪が薄いときの注意点


薄いときは二枚爪になったり、亀裂が入りやすくなったりする状態になっています。二枚爪になったときは無理に引っ張りめくると、他の部分まで剥がしてしまう可能性もあります。



そうですよね。無理やり引っ張りだすのは少し違うのかなというのは分かります。



そういった場合は爪切りやニッパーでカットしておくのがおすすめです。カットした後は、角に引っ掛かって亀裂ができないようにエメリーボードやファイルで先端を滑らかに整えておくと引っ掛かかりにくくなります。


また、爪が長く伸びていると、ぶつけてしまったり、折れやすくなったりします。短くギリギリまでカットして整えておくと、負担が軽減されるだけでなく、二枚爪も防げます。
週1のケアで健康的かつ美しい爪を育てる





指の先端、爪周りにはたくさんのツボがあります。ハンドクリームやハンドオイルを使い、爪周りのマッサージをしてみましょう。血行を促進するだけでなく、たくさんのツボを刺激したり、保湿の役割も果たします。



寒い時期では、手のマッサージをすることで血行を促進できるのでいいですよね!





最近では手袋のようなタイプのハンドパックも販売されています。ハンドパック後にマッサージすると、しっかり保湿されます。マッサージを施しているサロンなどで、プロの方からハンドマッサージを受けるのも良いでしょう。マッサージ効果だけでなく、リラックス効果も得られますよ。



乾燥がひどくならないためにも普段からネイルオイルなどで、爪周りを保湿しておくことが大切ですね!
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終わりに



今回は薄い爪の原因と対処法についてご紹介いただきました!爪が薄くなる原因としては以下が挙げられます。
- 爪を削りすぎていないか
- 食生活が乱れて、栄養が偏っていないか
- 乾燥していないか



そうですね。いろいろと要因はありますが、食生活や削りすぎといった問題はすぐに改善できるのかなと思います。少しずつでいいので爪先のことを考えて取り組んでみてはいかがでしょうか。



爪先の補強についても以下のように教えていただきました!
- 短くカットして先端を整えておく
- ネイルセラムなどのケア用品を活用する
- 乾燥を防ぎ、普段から保湿を心がける
- タンパク質を積極的に摂り、栄養のある食生活を送る



薄い爪を保護するためにジェルネイルを薄く塗ったり、マニキュアを塗ったりしておくことも補強になるのでおすすめです。今ある自爪を大事にしながら正しいケア方法で強く健康的な爪を育てましょう!