爪が薄いとジェルネイルをしても良いのかどうか悩みますよね。
状態にもよりますが、薄い爪でもジェルネイルは可能です。
薄い爪でも可愛いジェルネイルを楽しむための、やり方や注意点をご紹介します。
薄い爪とは
爪の厚みは人によってそれぞれ違い、自分が薄いのかどうか判断しにくいです。
- 少しの圧でも痛みを感じる
- 爪がすぐに割れて伸ばせない
- 爪表面の色が赤い
- ジェルネイルのもちが悪い
- ファイルやライトでの硬化が痛い
このような状態になっていると爪が薄くなっている可能性が高いです。
自爪が薄い状態だと日常生活での爪への負担が強く、少しの衝撃で痛みを感じることがあります。
ドライヤーなどの熱にも敏感になります。
元々の爪が薄い方と、ネイルによる慢性的な負担で薄くなる場合があります。
乾燥や血行不良などが原因で爪は薄くなりやすいです。
薄い爪にジェルネイルをするメリットとデメリット
メリット
- 自爪の保護になる
- 爪の厚みが強化されて痛みが軽減される
- 爪を伸ばしやすくなる
ジェルを乗せているだけで厚みができるので、強度が増して自爪が保護されます。
薄い爪特有の二枚爪や割れやすい状態も防ぐことができます。
自爪のダメージ具合にもよりますが、痛みを軽減するためにもジェルネイルを乗せておくと安心です。
ジェルが爪を守ってくれるわけですね!
デメリット
- 硬化時に痛みや熱さが生じる
- サンディングの仕方やオフの頻度によって更に薄くなってしまう
- ジェルが浮きやすく剥がれやすい
爪が薄いとジェルが硬化するときの硬化熱を感じやすくなります。
これがとても痛いので、ライトのこまめな出し入れが重要です。
ジェルネイルが完成しても、土台である自爪が薄いともちが悪くなってしまいます。
オフやサンディングで更に自爪を薄くしてしまう可能性もあるので、早すぎない付け替えと最低限のサンディングを意識しましょう。
爪が薄いからこそのデメリットもありますね。
薄い爪にジェルネイルをするときの注意点
一気に厚みを足さない
薄い爪を保護するためにも、ある程度厚みのある仕上がりがおすすめです。
しかし一度にジェルを多く乗せて硬化すると、硬化熱がより強くなります。
薄い爪で感じる硬化熱はとても熱くて痛いです。
ベースジェルやコーティングのときはジェルを薄めに数回重ねて硬化すると、硬化熱を感じにくくなります。
何度も塗るのは手間ですが、少しずつ重ねていくと痛い思いをすることなく適度な厚みを作れます。
数回に分けて塗るのがコツなんですね!
ファイルの使い方
オフとサンディングのファイルの仕方によって、自爪は更に薄く弱くなってしまいます。
オフはなるべくアセトンで溶かして、ファイルをあまり入れないようにしましょう。
自爪に近い部分はファイルではなくスポンジバッファを使用すると良いです。
残ったジェルをめくる行為もNGです。
めくったジェルと一緒に自爪の表面の層が剥がれてしまいます。
自爪の表面に傷を入れるサンディングでは、グリッド数の低いファイルかスポンジバッファを使用しましょう。
必要以上に削って傷を入れなくてもベースジェルは密着してくれるので、自爪をなるべく厚めに残すように心がけてください。
爪に負担をかけすぎないように注意したいです。
ライトの入れ方
ライトに入れっぱなしにすると、硬化熱でとても痛くなります。
数秒ずつ出し入れをすることで痛みを感じにくいです。
一度ライトから出した後じわっと熱を感じます。
その熱がおさまったら再度ライトに入れるイメージで出し入れしましょう。
様子を見ながら硬化するようにしましょう。
ネイルの長さ
爪が薄いときはネイルの長さにも気を付けてください。
ネイルが長くなるとその分負荷がかかります。
土台である自爪が薄いと長さのあるジェルを支えきれず、折れや割れの原因になります。
薄く弱い爪になってしまったときは、おしゃれよりも爪の強化や保護を優先して、短めのネイルを楽しみましょう。
逆フレンチのネイルデザインは爪を長く見せることができますよ。
爪が薄くてネイルができない状態とは?
薄い爪にもジェルネイルを乗せることはできますが、おすすめしない場合もあります。
ジェルネイルをしているだけで痛みを感じる
ジェルの圧迫により常に痛みを感じてしまうのは、かなり爪が薄くなっている状態です。
爪にとって悪影響になってしまうので、痛みは我慢しないようにしましょう。
このような状態の場合はジェルネイルはお休みしましょう。
1〜2週間ですぐに剥がれる
爪が薄いとジェルのもちが悪くなります。
1〜2週間以内で剥がれてしまうと、付け替えの頻度が増えて、爪をより薄くしてしまいます。
あまりにも早くジェルが取れてしまうときは、オフして様子を見ましょう。
悪循環を回避するために、ジェルをお休みするのも大切ですね。
爪が薄く変形している
薄くなるだけでなく変形がみられる場合は、爪の病気などの可能性があります。
自己判断せずに病院で診てもらいましょう。
自爪の色が濃いピンク〜赤色になっている
本来の爪の色はピンク色です。
爪が薄くなることで、皮膚の色に近くなっていきます。
濃いめのピンク色や赤色に見えるときはかなり薄い状態なので、ジェルではなく強化コートなどのほかのアイテムで補強しておくのがおすすめです。
ジェルネイルができない状態でも、爪が生え変わるとまた復活できます。
個人差もありますが、ずっとジェルネイルができないわけではないので安心してください。
爪全体が新しく強い爪に生え変わるのは大体3〜4ヶ月ほどです。
まとめ
最後に、薄い爪になったときの対処法をまとめます。
- 薄い爪でもジェルネイルはできる
- 付け替えやサンディングによって爪が薄くなる
- ジェルを塗っておくと薄い爪の強化や保護になる
- 状態によってはしない方が良い場合もある