
透明だけを塗ったジェルネイルを見かけたことはありますか?

今回は、クリアジェルのみを爪に塗っておくのはどういった意味があるのか、どのような人に適した塗り方なのかをご紹介していきます。
透明だけのジェルネイルとは

カラーやデザインを施さず、クリアのみを塗布したジェルネイルのことです。
透明のマニキュアとの違いは「もち」です。
マニキュアは薄くて端から剥げやすいのに対し、ジェルネイルは3〜4週間もちます。
マニキュアと違って厚みの調節ができるので、目的に合った厚さがつくれます。
透明だけのジェルネイルも通常のジェルと同じく、3〜4週間で付け替えます。
長期間透明のネイルだけを爪に塗っておきたい方におすすめの施術方法です。

実際にクリアジェルだけを塗るネイルがおすすめな人は次の項目で説明します。
クリアジェルがおすすめな人
- 仕事やプライベートの関係でネイルができない
- 伸びても気にならないナチュラルなネイルがしたい
- 自爪が極端に薄く弱っている
- 仕事や趣味の関係で爪を厚くしたい
仕事やプライベートの関係でネイルができない

色付きのジェルネイルやデザインを制限されている方もいらっしゃるかと思います。
ナチュラルなクリアジェルはそのような環境でもOKとされることが多いです。

デザインネイルはできないけど清潔感のあるきれいな指先にしておきたい方におすすめです。
伸びても気にならないナチュラルなネイルがしたい

ジェルネイルをしている人の中でも、デザインは必要ないという方もいらっしゃいます。
クリアジェルは自爪に近い雰囲気で清潔感があり、手元を美しく見せる効果があります。

爪が伸びてきたときも気にならないのはうれしいですね!
自爪が極端に薄く弱っている

慢性的なジェルネイルのダメージや過度なリムーバーの使用、元々の自爪が弱い方にもクリアジェルは適しています。
これ以上割れたり折れたりしたくないといった方や、自爪への衝撃が痛く感じる場合はクリアジェルのみ塗っておくと安心です。

クリアジェルを塗っておくことで、弱った爪を保護することにもつながるんですね!
仕事や趣味の関係で爪を厚くしたい

例えば爪に色素沈着しやすい職業の方(美容師さんや塗装業など)や爪先を酷使する職業の方は、男女問わずクリアジェルを塗っておくのがおすすめです。
自爪に色が浸透してしまうと取れにくいのですが、クリアジェルの表面につく汚れは取れやすいです。
その他趣味の領域ですが、バスケットボールを扱う方や、ギターなどの楽器を扱う方も自爪を保護する意味で透明のジェルだけ塗ることがあります。

デザインを楽しむだけではなく、自爪の強化や必要な厚みをだすためにも、クリアのジェルネイルは活躍してくれますね。
クリアジェルを塗るために必要な道具
- エメリーボード
- プッシャー
- ベースジェル
- トップジェル
- UV.LEDライト
- エタノール
- キッチンペーパー

普段ジェルネイルをされない方でも、これらの道具があればクリアジェルが施せます。
カラージェルやパーツ類などを購入する必要はないので、比較的安価に揃えることができます。

必要最低限だけを揃えればすぐに始められますね!
透明だけジェルネイルを塗る手順
- エメリーボード自爪の形を整え、プッシャーで甘皮部分をケアする
- エタノールで表面を拭き取りベースジェルを塗布→硬化

- クリアジェルで厚みを調整→硬化(ベースジェルで厚みをだしてもOK)※クリアジェルを塗る目的によって好みの厚さに調節してください

- トップジェルでコーティング→硬化(ノンワイプでない場合はエタノールコットンで拭き取ります)
※厚みがそこまで必要ない方は2のクリアジェルを飛ばしてもOK。
※2で使用するクリアジェルはどのジェルタイプでも可能です。

シンプルな手順ですが、透明のみで仕上げると気泡や表面の凹凸が目立ちやすくなります。
ジェルネイルを施す目的によって厚みを調整し、横から見てなだらかな表面に仕上げておきましょう。
硬さが必要な方はセミハードやハードジェル、簡易に保護だけしたい方はオフしやすいソフトジェルを選ぶと良いでしょう。

手順が少ないので、はじめてジェルネイルをする方もわかりやすいですね!
より自然に仕上げたいときは

クリアジェルのみでも自然に仕上がりますが、自爪とは違ってジェル特有の艶がでます。
艶がいらない、より自爪に近い仕上がりを求める方は、コーティングをマットジェルにしましょう。
クリアのマットコーティングは、ジェルネイルが必要な男性にもおすすめです。

ジェルのキラキラとした艶が消えて、自爪に近くより目立たないネイルになります。
透明のジェルを塗る際の注意点
短めにカットした方が清潔感がある

クリアのみジェルを塗る場合、自爪の色が透けて見えます。
白色に見えるフリーエッジの部分はなるべく見えないほうがきれいです。
折れや亀裂予防のためにも、短めにカットしたうえでクリアジェルを施すのがおすすめです。

爪が伸びたときのことを考えると、短めにカットするのがいいですね!
きれいなブラシを使う

普段使用しているネイルブラシには、カラーやラメが少し付着していることがあります。
透明だけで仕上げる場合、これらの色が付くと目立ってしまいます。
透明感のあるきれいなクリアジェルを楽しむためにも、できるだけ使っていないブラシを使用してください。
普段からクリア用カラー用ラメ用と、ブラシを使い分けておくと良いでしょう。

さまざまなネイルを楽しむ方は、ブラシの使い分けは必須です。
まとめ

今回は、クリアジェルを塗る意味と基本的な塗り方をご紹介しました。

透明だけでもジェルネイルはできます。特に、シンプル思考の方や仕事関係でネイルができない方にもクリアジェルは便利です。ただし、気泡や凹凸が目立つので注意が必要です。また、自爪の長さは短くカットすると、よりきれいに仕上がるだろう。