2023年2月15日に更新
ネイルファイルは、セルフネイルをするうえで欠かせない道具です。しかし、種類が多くて迷ってしまうかもしれません。
この記事では、ネイルファイルについて、種類や用途を詳しく解説します。
セルフネイルを始めたばかりの方や、ネイルファイルの選び方や用途を知りたい方は、ぜひ読んでみてください!
ネイルファイルとは?
ネイルファイルとは、ネイル時に使用する「ヤスリ」のこと。爪を整えたり、削ったりする道具です。
一般的にはネイルファイルと呼ばれますが、「ファイル」と略されて呼ばれることもあります。同じものだと思って大丈夫です。
ネイルファイルにはさまざまな種類があり、挙げるだけでも「エメリーボード」「アクリルファイル」「シャイナー」など、いくつかに分かれます。それらの総称がネイルファイルです。
ネイルファイルの種類と用途
ネイルファイルは種類によって、爪の長さや凹凸を整える、爪の表面を磨くなど、それぞれ用途が異なります。
主なネイルファイルの種類と用途についてみていきましょう!
ネイルファイルセットの見本商品
エメリーボード
エメリーボードは、主に爪の長さや形を整えるときに使用します。爪へかかる負担軽減と削り過ぎを防ぐために、軽い力で扱える薄い板状のものが多いです。
爪の乾燥や二枚爪を防ぐために、爪切りの代わりとして使うのもおすすめですよ。
注意したいのは、エメリーボードは爪の表面には使えないということです。爪を理想の長さと形に整えるために使うものと覚えておきましょう。
アクリルファイル(ゼブラファイル)
アクリルファイルは、ジェルネイルやスカルプチュアネイルなどの人工爪の長さや形を整えたり、オフしたりするときに使用するネイルファイルです。ゼブラファイルとも呼ばれます。
いろんな方面から爪を削れるように、三日月形やひし形になっているものが多いです。
アクリルファイルはとても粗くジェルネイルのオフに最適ですが、力が入りやすく削り過ぎてしまう可能性もあるため、力加減には注意しましょう。
ソフトファイル(スポンジバッファー)
ソフトファイルは、エメリーボードやアクリルファイルで削った爪の縁をなめらかにしたり、爪の表面を磨いて光沢を出したりするときに使います。
また、ジェルネイルをする際に、爪の表面をサンディングする場合にも使います。ソフトファイルはクッション性のあるスポンジ素材で、中にやわらかい板が入っているのが特徴です。
シャイナー
シャイナーは、爪の自然なつやを引き出すために使用します。
表裏でグリッド数の違う両面タイプが一般的です。一方は爪を整えるファイリング用に粗く、もう一方は表面にツヤを出すバフィング用になめらかに加工されています。
シャイナーの目は非常に細かく、最後に使用することで爪がピカピカになります。
押さえておきたい「グリッド」
ネイルファイルを使用するうえで押さえておきたいのは「グリッド」です。グリッドは、ネイルファイルの「目の粗さ」と覚えておけば問題ないでしょう!
グリッドは、数字が小さいほど目が粗く、大きいほど目が細かくなります。
前項で説明したエメリーボードやシャイナーなどは、このグリッド数がそれぞれ違います。
代表的なネイルファイルのグリッド数を3つ挙げて、用途の違いを見てみましょう。
80~100グリッド(粗目)
80や100グリッドのネイルファイルは、とても目が粗くザラザラしているため、長く伸びた爪を短くしたり、ジェルネイルをオフしたりするときにおすすめです。
地爪の表面を削ると爪が薄くなってしまう恐れがあるので注意が必要です。
180~240グリッド(中目)
180~240グリッドは、爪の長さや形、表面の凹凸などを整えるとき、ジェルネイルを塗布する前のサンディングなどに使用します。
エメリーボードであれば、表と裏でグリッド数の違う両面タイプのものを選ぶと、理想の形に整えたあと微調整をしやすくなります。
1000~3000グリッド(細目)
1000グリッド以上のネイルファイルは、シャイナーに分類されます。削るというより磨く目的で使用され、地爪のツヤ出しやネイルの仕上げをする際に使うのが一般的です。
とくに3,000グリッドのシャイナーは、地爪の負担を最小限に抑えて表面を整えたり、ツヤを出したりできます。爪が薄い方や割れやすいとお悩みの方にもおすすめです。
【まとめ】ネイルファイルは用途に合わせて選ぼう!
セルフネイルをするのに欠かせないネイルファイル。エメリーボードやシャイナーなどさまざまな種類があり、それぞれ用途に合ったものを選ぶことが大切です。
グリッド数が同じでも、メーカーによって粗さや削り心地が変わってくる場合があります。セルフネイルをする際はいくつかの種類を揃えておいたほうが良いでしょう。
ネイルファイルは、セットで購入するとお得に揃えることができます。お気に入りのネイルファイルを見つけてみてくださいね!