エメリーボードは、爪をきれいに整え、清潔に保つために欠かせない道具です。セルフジェルネイルを行う際、爪の隆起や凸凹などを修正するのに役立ちます。
エメリーボードには、さまざまな形、サイズ、粒度があるため、用途に応じて最適なものを選びましょう。今回は、エメリーボードを使うメリットやエメリーボードの種類、正しく使うためのポイントなどをご紹介します。
エメリーボードとは
エメリーボードとは、爪の長さや形を整えたり、なめらかにしたりするために使うヤスリのことです。爪を削りすぎないように、薄い板状の形になっています。
エメリーボードの素材は、木の板や紙の両面にヤスリが貼り付けられているものが一般的です。ほかに、ガラス製やステンレス製などもあります。ジェルネイルを美しく仕上げるには、エメリーボードで爪をバランスよく整えることが大切です。
エメリーボードの使い方を覚えて、きれいな爪を保ちましょう!
エメリーボードを使用するメリット
エメリーボードを使うことで、爪をきれいに維持することができます。爪を清潔に保ち、隆起や凸凹を均等にして、爪の割れや裂けを防ぐのに役立ちます。
また、爪切りとして代用も可能です。爪切りで整えるよりも、爪の乾燥や二枚爪になりにくくするメリットがあります。さらに、エメリーボードはとてもリーズナブルで、きちんとお手入れをすれば何度も使用できて経済的という点もメリットです。
メリットがたくさんありますね!
エメリーボードの種類
エメリーボードを含むファイルと呼ばれるヤスリには、グリッドという数字が付いています。
これはヤスリの目の粗さを示したものです。グリッドが小さいほど目が粗くザラザラしており、軽い力で削ることができます。反対にグリッドが大きいと目が細かくなります。
エメリーボードは180〜240グリッドが一般的です。
片面が180グリッド、もう片面が240グリッドと、両面でグリッド数が異なるものもあります。その場合は、目が粗い面(180グリッド)で爪を削って形を整え、目が細かい面(240グリッド)で微調整をして仕上げます。
目が荒い面→細かい面の順番で使いましょう!
エメリーボードを正しく使うためのポイント
エメリーボードを最大限に活用するためには、正しく使用することが大切です。ここでは、エメリーボードを使用する際のポイントをご紹介します。
面取り
エメリーボードを使用する前には面取りをしておきます。面取りとは、皮膚を傷つけるのを防ぐため、側面を削って角に丸みをつけることです。
エメリーボードの表と裏の側面を、別のファイルで2〜3回程度こすります。強くこすると角が削れすぎてしまうため、軽い力で行います。4辺すべてがほどよくなめらかになれば完了です。
軽い力で面取りするのを意識しましょう!
持ち方
エメリーボードは、軽くつまむようにして持つのが基本です。
端の部分を親指と人さし指で挟み、中指で固定させます。
中心部分を持ったり握りしめたりすると、余計な力がかかり、爪を削りすぎてしまうため注意が必要です。
削りすぎに注意です!
削り方
削るときは、一方向へ動かすことが大切です。往復させるように削ってしまうと、爪に負担をかけてしまいます。
まず長さを調整するために爪の先端を削ります。
エメリーボードを爪の先端に対して垂直もしくは斜めに当てて動かすのがポイントです。
次に、サイドを削って形を整えていきます。爪の付け根から先端へ向けてサッと引くように削ります。爪の先端もサイドも、削るときには必ず一方向へ動かすことを意識してください。
往復で削ると爪への負担が大きくなってしまいます。
まとめ
最後に、エメリーボードについてまとめます。
- エメリーボードは、爪をきれいに整えるために欠かせない道具
- 価格も手ごろで使いやすいのも魅力のひとつ
- エメリーボードの正しい使い方やポイントを知っておけば、初心者の方でも爪のケアやセルフジェルネイルを楽しめる