せっかくのジェルネイルがぐにゃっと曲がってしまったことはありませんか?
補強や強度を増す役割でもあるネイルがぐにゃぐにゃだと、折れないか心配になります。
ジェルごと曲がると爪が折れるだけでなく、曲がった勢いによって剥離してしまうこともあります。
また、自爪そのものが柔らかすぎてぐにゃぐにゃする!ということもあります。
今回は自爪とジェルネイル別に、ぐにゃぐにゃする原因や対処法を詳しく解説していきます。
自爪がぐにゃぐにゃになる原因
- 自爪が薄すぎる
- 栄養不足
ジェルネイルの頻繁な付け替えやリムーバーの過度な使用などによって、自爪が薄く弱ってしまいます。
薄い爪はぐにゃっと曲がりやすくなり、亀裂や痛みの原因になります。
爪はケラチンからできており、栄養不足は爪の健康に直接影響します。
栄養が不足すると、ふにゃふにゃと弱々しい爪になってしまいます。
タンパク質や亜鉛、鉄分などを積極的に摂取して、強く曲がりにくい爪を育てましょう。
ネイルオイルやクリームでの爪周りの保湿も大切です。
外側と内側の両方から爪に栄養を行き届けることが、爪を強く育てることに繋がりますね!
ジェルネイルがぐにゃぐにゃする原因
- トップジェルが足りていない
- 柔らかいジェルを使っている
自爪が薄すぎると、ジェルをのせても強度が足りず、ぐにゃっと曲がってしまうことがあります。
薄い爪には適度な厚みが必要です。
コーティングの厚みは仕上がりの好みによってさまざまですが、明らかに薄すぎる場合は仕上がりがぐにゃっとします。
必要最低限の厚みは作るようにしましょう。
クリアジェルはそれぞれ硬さが異なります。
粘度の高いハードジェルやセミハードジェルは硬く、粘度の低いソフトジェルは柔らかいです。
柔らかいソフトジェルは操作性が良くて使いやすいのですが、強度面で劣ります。
トップジェルや厚み作りのみ硬めのジェルにすると、曲がりにくい頑丈なネイルに仕上がります。
爪が薄すぎる場合は、ジェルネイルを一度お休みするのも一つの手です。
ジェルネイルがぐにゃぐにゃにならないために
ジェルの硬さや厚みを意識する
ジェルはソフトタイプからハードタイプまで幅広く展開されており、爪や仕上がりに応じて種類が選べます。
ぐにゃっと曲がりやすいときは、ハードかセミハードのクリアジェルを使ってコーティングしましょう。
コーティングを変えるだけでもジェルの強度が上がり、曲がりにくいネイルになります。
薄いコーティングもNGです。
硬めのジェルで、ぷっくりと厚みのあるコーティングをしておくと安心です。
ぷっくりと厚みのあるネイルは見た目もかわいいですね!
おすすめのジェルとやり方
- ベースジェルを薄めに塗布
- カラーはいつも通りに塗る
- セミハードのクリアジェルで厚みをだす
- ハードジェルで薄めにコーティング
ベースジェルは柔らかいソフトジェルが多いので薄い塗布でOKですが、先端までしっかりと覆いましょう。
後のコーティングで厚みをだすので、ベースジェルも厚めにしてしまうと不恰好な形に仕上がってしまいます。
カラージェル後の厚み調節で、少し硬めのセミハードジェルを使用します。
ハードジェルのみで厚めにコーティングすると、オフで負担がかかってしまいます。
アセトンにも反応してくれるセミハードを多めに使用するのがおすすめです。
最後の表面コーティングはハードジェルでしっかりと強度をプラスしましょう。
セミハードで十分な厚みをだしているので、こちらは薄めでOKです。
ジェルネイルがふにゃふにゃになってしまう方は、このようなジェルの使い分けで少しでも硬く強度のあるネイルに仕上げることができます。
自爪がぐにゃぐにゃしているときの対処法
裸爪にしておかない
ぐにゃぐにゃの自爪のみで生活していると、折れやすくて割れやすい状態が改善されません。
自爪補強コートやマニキュアだけでも塗っておくと安心です。
自爪が乾燥しないように意識しましょう!
ジェルネイルの先端が浮きやすくなる(リフト)
爪の先端であるフリーエッジがぐにゃっと曲がるときは、ジェルと自爪が離れやすい状態になっています。
自爪とジェルの間に隙間ができやすく、密着力が落ちます。
先端のコーティングまでしっかりと行い、浮かないようにジェルで覆いましょう。
先端がリフトすると髪が挟まったり引っかかったりするので、すぐに気付くことができます。
それ以上リフトが広がらないように、気付いた時点でお直し(リペア)か付け替えをしておきましょう。
そのままの状態はNGです。
自爪の長さを短くカットしておく
フリーエッジが長いと日常生活で爪をぶつけやすくなります。
ぶつけたり当たったりしたときの衝撃で、ぐにゃっと曲がってしまいます。
フリーエッジを短くしておくとぶつけるリスクが減り、割れや折れを防ぐことができます。
自爪が柔らかいなと感じたときは、少し短めにカットしてショートネイルを楽しみましょう。
まとめ
最後に、爪がぐにゃぐにゃになる原因と対策についてまとめます。
- 自爪がぐにゃぐにゃでもジェルネイルはできる
- 曲がりにくいジェルの選び方や塗り方を意識する
- 自爪を強く健康的に育てる