ジェルスカルプチュア・長さ出しの際に必要なピンチの入れ方

ピンチの入れ方セルフジェルネイル
編集部
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長さのあるネイルデザインがしたいときに施すのが「ジェルスカルプチュア」です。ほかの呼び方だと「長さ出し」ともいわれます。

自爪にピンチを入れて爪先を長くする技術

※自爪にピンチを入れて爪先を長く・キレイに見せる技術

元ネイリスト
元ネイリスト

長さのあるネイルはとても魅力的なデザインが作れます。しかし、単純にジェルスカルプといわれても、方法や押さえておきたいポイントがいくつかあります。特にジェルスカルプで重要なのが「ピンチ」です。もちや強度、見た目のシャープさは、ピンチの入れ方で決まります。

ジェルスカルプチュア・長さ出し工程とピンチを入れるタイミング

  1. ベースジェル硬化
  2. イクステンションジェル(長さと厚みを出す少し固めのジェル)で形を作る
  3. 半硬化・ピンチ
  4. 硬化
  5. トップジェル
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このような工程を得て初めてジェルスカルプチュア・長さ出しが完成します。今回はピンチの入れ方について細かく解説していきます。長さ出しで困っている方はぜひ参考にしてみてください!

ピンチとは

上から長さ出しをしている指先画像

編集部
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ジェルを長さ出しする際にカーブを付けることを「ピンチ」と呼びます。ピンチを入れることで、「先端から見たときにキレイな半円型ができる」「上から見たときにスッキリとしたフォルムが完成」します。

元ネイリスト
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Cカーブが入ると横からの衝撃に強くなり、折れにくくなる効果があります。平らすぎるカーブだと、横から簡単に亀裂が入り折れやすくなります。

編集部
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美しいピンチが入っていないと、たつきのある広がった爪になり、指自体が太く見えてしまいます。それらを防ぎ、美しい形を作るためにもピンチは重要な工程の1つです。

ピンチの入れ方

ピンチを入れる前のネイル

元ネイリスト
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ピンチは、硬化して固まってしまったジェルには入れることはできません。半硬化している間に入れるのですが、ライトから出す「半硬化」のタイミングをつかむことが大切です。

編集部
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ジェルネイルライトによって異なりますが、ほとんどのLEDライトは10〜20秒で完全に硬化します。それに対して半硬化のタイミングは大体5秒程だと思ってください。

元ネイリスト
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1度ライトから出して表面を軽く爪先で「トントン」とたたきます。

ピンチを入れる前にトントンと軽くたたくシーン

※爪先をトントンとたたく

元ネイリスト
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その際に「グニャッ」として爪先に引っ付いてしまうときは、もう1度ライトに入れて2〜3秒硬化してください。表面を軽くたたいても表面がヨレることなく、爪先に引っ付いてこないぐらいがベストです。

爪先に爪先に引っ付いてこない見本例

※爪先につかない程度を確認

元ネイリスト
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半硬化が出来上がったら、自爪の白色とピンク色の境目(イエローライン)の両サイド(ストレスポイント)からグッと内側に向けて力を入れます。

内側に力を入れるシーン

※半硬化の状態

元ネイリスト
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上から見ながら、自身の左右の爪で両サイドから真ん中に押し込むイメージです。両サイドにピンチが入ったら、5秒程力加減をキープして固定します。

内側に押し込む見本例

※半硬化状態の爪に両サイドから押すイメージ

元ネイリスト
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キープしながら上からも横からも確認して、ゆっくりと形を引き締めていきます。キープした後は、先端まで軽く押しながら引いてきます。

内側に押し込むシーン(内側から見た視点)

※横から見た押し込みイメージ

元ネイリスト
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これは先端が広がらないようにするためです。このとき、先端から真っすぐ確認して、半円形になっていればOKです。

内側に押し込むシーン(正面から見たイメージ)

※先端が広がらないように爪の側面から確認

元ネイリスト
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ピンチがキレイに入り、サイドのラインが真っすぐスッキリとしたところで完全に硬化します。完全に硬化できたらピンチを入れた形は変わりません。

ピンチが入ったあとのネイル

※出来上がりのピンチイメージ1

元ネイリスト
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これでピンチは完了です。ピンチが入ると根元から先端までスッキリとしたストレートラインが出来上がり、細くキレイに見えます。

横から見た指先

※出来上がりのピンチイメージ2

ピンチを入れるためのおすすめ道具

編集部
編集部

これまでピンチの入れ方を教えていただきましたが、自分自身でピンチを入れるのはなかなか大変そうですね!

元ネイリスト
元ネイリスト

セルフでネイルをしている方が、自身の爪を自身の2本の指でピンチを入れるのはとても難しいです。本来、親指2本を使いピンチを入れますが、長さ出しをする指によっては自分ではできません。

編集部
編集部

そういったときには何か便利な道具等ありますか?

元ネイリスト
元ネイリスト

そのようなときのために「ピンチングツール」「ピッチングツール」が販売されています。ハサミのような形で、両サイドを挟み込めるようになっています。

編集部
編集部

便利そうですね!

ピンチングツール商品
商品画像Amazon商品ページ楽天商品ページ
商品名2in1ネイルツールピッチング用ピンセット
価格1,185円1,100円
内容量ネイルオフ用ピンチングツールピンセット
その他2in1設計便利な2種類のプッシャー付き
元ネイリスト
元ネイリスト

他にも大きいクリップのような物やピンセットのような物など、さまざまなピンチングツールがあります。力加減もしやすく、セルフの方にはおすすめの使いやすい用品です。ほかにも家にある物でも代用できます。ハサミを上向きに持ち、持ち手部分を開いて挟み込み、ピンチを入れることもできます。

 

編集部
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いろいろと道具があるので、ピンチを入れる前に確認してた方が良さそうですね!

ピンセットで長さ出し

※ピンセットで代用しているシーン

元ネイリスト
元ネイリスト

持ち手部分の内側が真っすぐの物がおすすめです。大きめのピンセットでも代用可能です。真っすぐに挟み込める物なら何でもOKなので、自身の使いやすい物を選びましょう。

ピンチを入れる際のポイント

元ネイリスト
元ネイリスト

ピンチを入れる際に気を付けたいポイントは大きく4つあります。各ポイントを細かく解説していますので押さえておきましょう。

4つの大きなポイント

  1. 両サイドからの力加減を統一する
  2. 入れすぎ、入れなさすぎに注意
  3. 半硬化のタイミングを見極める
  4. ピンチを入れる場所を定める

1.両サイドからの力加減を統一する

力加減を統一して行う

元ネイリスト
元ネイリスト

両サイドからピンチを入れるときの力加減が偏っていると、カーブの入り方が左右で変わり、仕上がりが曲がってしまいます。同じような圧でゆっくり形成していきます。

編集部
編集部

力加減に気を付けて、指と指の圧力には細心の注意が必要ですね!

元ネイリスト
元ネイリスト

ジェルは厚みによって硬化の仕方が変わるので、左右のジェルの量が極端に違う場合もピンチの入り方が変わってしまいます。ジェルを乗せる段階から均一さを意識しましょう。バランスの良いピンチが入ると、自爪との一体感が増して、自然な仕上がりになります。

2.押し込む力の入れすぎ、入れなさすぎに注意

押し込む力には注意するイメージ

元ネイリスト
元ネイリスト

押し込む力の強さに注意しましょう。ピンチを入れすぎる、力を入れすぎると、自爪ごとカーブが強くなりすぎてしまいます。

編集部
編集部

曲がったピンチはちょっと見た目も良くないですね。

元ネイリスト
元ネイリスト

痛いだけでなく、剥離(自爪と自爪が乗っている土台が離れる)してしまい、ピンク色だった部分が白くなってしまいます。剥離がひどい場合、出血などの恐れもあります。

編集部
編集部

爪の状態にも気を付ける必要がありそうです。

元ネイリスト
元ネイリスト

剥離してしまうと元に戻るまで時間がかかるうえに痛い思いをします。自爪の形まで変えるのではなく、あくまでジェルを形成するイメージで、無理なくピンチを入れましょう。

編集部
編集部

何かポイント等はありますか?

元ネイリスト
元ネイリスト

ピンチを入れなさすぎるとカーブのない平坦な見た目になり、指自体もベタっと太く見えます。日常生活で横からダイレクトな衝撃が入り、すぐに折れてしまう心配もあります。最初は力加減が難しいですが、なりたい仕上がりの形に近付けるようにジェルや力を入れることがポイントです。

3.半硬化のタイミングを見極める

半硬化のタイミングを見極める

元ネイリスト
元ネイリスト

先程お話した半硬化のタイミングが早いと両サイドが凹んでしまいます。遅いと、ほとんど硬化してしまっている状態なので、ピンチが全く入りません。無理に入れようとすると、力加減が強くなり剥離してしまいます。

編集部
編集部

半硬化のタイミングは見た目だけではなく、たたいて確かめる必要があるということですよね?

元ネイリスト
元ネイリスト

慣れない間はすぐに出して軽く表面をたたき、早い場合はまたライトに入れる作業を繰り返していくうちにベストなタイミングがつかめてきます。

4.ピンチを入れる場所を定める

ピンチを入れる場所を定める

元ネイリスト
元ネイリスト

ピンチを入れる場所は、自爪のピンクと白の境目の両端である「ストレスポイント」です。

編集部
編集部

ストレスポイントには何を気を付ければよいでしょうか。

元ネイリスト
元ネイリスト

ストレスポイントに負荷がかかると、爪が折れたり、亀裂が入ったりしてしまいます。この部分をしっかり食い込ませ、カーブを入れることで強度を出すことができます。

編集部
編集部

簡単に折れてしまったり、亀裂が入ってしまったりすると、いくらセルフネイルとはいえ、面倒になってしまいますね。

元ネイリスト
元ネイリスト

ストレスポイントの場所をしっかり把握して、その部分を中心にピンチを入れます。どこに力を加えれば良いか分かりにくい方はストレスポイントを目印にしてください。

編集部
編集部

ストレスポイントに目印をつけたほうが安心です!

横から見たピンセットを使っている

元ネイリスト
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また、ピンチはリバウンドが早いので、入れたあとはすぐにライトに入れることが大切です。硬化しない限り、せっかく入れたカーブが元の形に戻ってきます。ピンチをしっかり入れ、形を確認したら戻ってしまう前に硬化しましょう。

まとめ

ピンチが完成しているイメージ

※きれいに仕上がっているピンチ

編集部
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ピンチの技術を身に付けておくと、いつでも好みの長さのネイルが楽しめます。ピンチを入れるのに大事なのは以下のとおりです。

大事なポイント

  • 半硬化のタイミング
  • 力加減のバランス
  • 入れる場所
元ネイリスト
元ネイリスト

これらを意識してピンチを入れると、キレイな長さ出しが完成します。ピンチをうまく入れるか入れないかで、仕上がりは劇的に変わります。長さ出しにおいて、とても重要な役割を果たす工程です。

編集部
編集部

きれいなカーブが出来あがると自分自身の気持ちも盛り上がりますね!

元ネイリスト
元ネイリスト

セルフでも簡単にピンチを入れる事ができる「ピンチングツール」をうまく活用すると、シャキッとしたキレイなジェルスカルプが出来あがります。

編集部
編集部

ピンチングツールは持っておきたいですね!

ピンチングツール商品
商品画像Amazon商品ページ楽天商品ページ
商品名2in1ネイルツールピッチング用ピンセット
価格1,185円1,100円
内容量ネイルオフ用ピンチングツールピンセット
その他2in1設計便利な2種類のプッシャー付き
元ネイリスト
元ネイリスト

「1〜2本だけ折れてしまった。」というときにも便利な長さ出しに必要なピンチは、ぜひ取得しておきたい技術です。

編集部
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長いネイルはデザインできる範囲が広がり、幅広いデザインに挑戦できます。指も長く細く見えて、手を出すのに自信が持てます。今回の解説を参考に、キレイで美しいピンチをマスターしてください。

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