
セルフネイルをするうえで「ワンカラー」や「グラデーションネイル」など、一通り経験したことある方ならフレンチネイルも試してみたいという方は多いはずです。



フレンチネイルは、シンプルでナチュラルな仕上がりになる人気デザイン。男性ウケが良いネイルデザインとして注目を集めていますが、実はお仕事でシンプルネイルがしたい方にもおすすめです。



ストーンを付けたり、ラメラインを引いたりすることで印象が変わり、かわいいデザインに変身します!今回はフレンチネイルの魅力から方法まで細かく解説します。フレンチネイルに興味のある方はぜひチェックしておきましょう!
フレンチネイルとは





フレンチネイルとは、爪先にホワイトをのせたネイルデザインのこと。最近では、ホワイト以外のカラーやラメなどをのせたデザインがあり、さまざまな年齢層の方から人気を集めています。



爪の先だけ色をのせて根本はクリアなため、爪が伸びても自然で違和感がなく、定期的にネイルのお直しに行けない方にもおすすめです!
フレンチネイルの種類





フレンチネイルは8つの種類があります。セルフネイルをする場合は、いずれかのフレンチネイルを選びます。
種類と画像 | 詳細 |
---|---|
![]() ![]() 1.フレンチネイル |
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![]() ![]() 2.逆フレンチネイル |
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![]() ![]() 3.ダブルフレンチネイル |
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![]() ![]() 4.斜めフレンチネイル |
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![]() ![]() 5.オーバルフレンチネイル |
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![]() ![]() 6.ストレートフレンチネイル |
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![]() ![]() 7.V字フレンチネイル(逆Vフレンチ) |
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![]() ![]() 8.変形フレンチネイル |
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いずれのデザインもフレンチネイルならではの魅力があります。自分がしたいフレンチネイルをしっかりチェックしておきましょう!
セルフでフレンチネイルを行う手順





フレンチネイルは、セルフネイルで簡単に行なえます。ここでは具体的な手順を記載していますので、セルフネイルをされる方はしっかりマスターしておきましょう!
必要な道具





用意するものは以下8種類の道具です。
道具の種類
- プッシャー
- プライマー
- ファイル
- バッファー
- ベースジェル
- カラージェル
- トップジェル
- 筆
手順



動画で覚えたい方は以下Youtubeをご覧ください!



下記を参考に自爪の下準備を整え、フレンチネイルを試してみましょう。また、ブラシはフレンチ専用の斜めにカットされたものがおすすめです。ない場合はスクエアブラシを使いましょう。
※オーバルブラシでフレンチを作るのは難易度高い



1.まずはプレパレーションを行い、ベースジェルを塗布します。ここでは詳細な説明は省きますが、プレパレーションの解説動画ページもありますのでそちらをご確認ください。





2.センターの一番浅い部分を決めて塗っておきます。







3.左右の端、一番深くなる部分から緩やかにカーブさせながら2で塗った部分と重ね合わせるように塗ります。





4.ムラをなくすように、塗った部分全体を軽い圧で上から下にサーっと引きます。
※このとき、フレンチラインがはみ出たり、乱れたりした場合、別のブラシの角を使って掘るように整えます。





5.正面からも形を確認し、硬化。





6.一度塗りの部分を二度塗りして、発色をきれいにしムラをなくします。





7.二度塗りは、一度塗りした部分を上から下に重ねて塗るイメージです。





8.はみ出しがあれば整えて、きれいに二度塗りが出来れば硬化。





9.トップジェルやノンワイプを塗布して厚みを整え、完成です。






ポイント



ポイント1
2度塗りすると良いです。1度目は薄く密着させるように塗りこみ、2度目はぷっくりと仕上がるように塗ります。



ポイント2
塗り方によってラインの境目付近にカラージェルが溜まりやすいです。一定の力加減で、ムラなくフレンチラインを作ることがポイントです。



ポイント3
はみ出しを整えるブラシは角があるスクエアブラシがおすすめです。整える際は、掘りすぎると形が変わってしまうので慎重に行う必要があります。



ポイント4
フレンチの深さは自爪の白い部分(フリーエッジ)より、2〜3ミリ以上深い部分から塗るのがおすすめです。伸びた際、フリーエッジが見えないようにします。
フレンチネイルを失敗しないコツ





自分でフレンチネイルをしているとき、「どうしてもラインがガタガタになってしまう……」「きれいに仕上がらない!」と悩むことも多いのではないでしょうか。



そのようなときは、フレンチラインとクリアの間にラメラインを入れましょう。ラメラインを入れることで、シンプルなネイルでもラインの崩れが気にならず、さらに華やかに仕上がります!



キワまで塗りやすくなり、皮膚へジェルがハミ出したりラインがガタガタになったりしてしまうことを防ぎます。
【コツ1】ジェルの選び方



ホワイトフレンチネイルの場合、粘度もあり、くっきりと発色するカラージェルが適しています。



一度で発色してくれるため、透けにくいジェルでフレンチネイルをすると段差もできにくく、きれいに仕上がります。カラージェルで迷っている方は、そういった観点からも考慮して選ぶようにしましょう。
【コツ2】筆の使い方が重要





フレンチネイルで失敗しないコツは、筆をきれいに使うことです。また、ジェルを拭くときに使う専用の道具もありますが、手軽に購入できるキッチンペーパーでも代用可能です。
キッチンペーパーの使い方
- キッチンペーパーを好きな大きさにカット
- 一度キッチンペーパーで筆を拭きます
- そのあとジェルを筆にとり、爪に塗ります



これをやることできれいな仕上がりになります。
【コツ3】バックワイプで手直しする方法





バックワイプとは、ラインが少し曲がっているところやガタガタしているところに、きれいに拭いた筆を使ってガタつきを修正し、フレンチラインをくっきりさせる方法です。



筆が滑りにくいときは、きれいな筆に少しクリアジェルをつけるのがおすすめ。このとき、たくさんクリアジェルを付けてしまうと滲むこともあるため、ジェル量に注意しましょう。
【コツ4】マスキングテープが活躍





フレンチネイルでマスキングテープが大活躍します。ラインを整えるためにマスキングテープ使用することできれいな仕上がりになりますので、下記を参考に使用してみてください。
用意する道具
- ストーンプッシャー
- プライマー
- ファイル
- バッファー
- ベースジェル
- カラージェル
- トップジェル
- 筆
- マスキングテープ
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マスキングテープでラインを補正する方法
手順 | ポイント |
---|---|
1.ファイルで爪の形を整える | – |
2.プッシャーでキューティクルを押し上げ | エタノールを霧吹きで 吹きかけるときれいに |
3.表面をバッファーで傷つけ | ファイルで傷つけると良い |
4.プライマーを塗布 | 水分や油分を除去してリフトしないように |
5.プライマーが乾いたら ベースジェルを塗布 | 1度目は薄く密着させる 2度目はぷっくりと塗布 |
6.マスキングテープを適当な長さに | – |
7.自分の好きな深さ、カーブを決め、 マスキングテープを貼る | 片手ずつ貼ること |
8.マスキングテープを貼った 箇所から爪先の方をカラージェルで塗布 | – |
9.マスキングテープを取り ガタガタしていないか確認 | ガタガタしていたら バックワイプで修正 |
10.硬化、トップジェルを塗って完成 | – |
硬化前ならやり直せる!気軽にフレンチネイルに挑戦しよう!





今回はセルフネイル向けに、フレンチネイルを行う具体的な手順を記載しました。



ジェルネイルはライトを当てないと硬化しないため、硬化前なら何度でもやり直せます。「フレンチのラインがなんか変だな……」と思ったらライトで硬化する前にバックワイプをして手直しします。



フレンチネイルはオフィスで働いている方でもできるかわいいジェルネイルです。今のデザインから変えたい方などに試してほしいネイルなので、ぜひ楽しめてみてください!