おしゃれの一部として欠かせないジェルネイル。ジェルネイルをしていると心まできれいな気持ちになりますよね。しかし、ジェルネイルの爪が伸びてくると痛みを感じる方がいます。
ジェルネイルが伸びてきて痛みに悩む方は、実はとても多いです。その際に、どのような対応をすれば良いのか知りたい方も多いのではないでしょうか。
この記事では、なぜジェルネイルが伸びてくると爪が痛いのか、痛いときはどのように対処したら良いのかを紹介します。ジェルネイルの痛みで困っている方はぜひ参考にしてみてください。
爪の痛みを感じる原因
まずは、ジェルネイルが伸びてくるとなぜ爪に痛みを感じるのかについて紹介します。ジェルネイルが伸びていない場合でも痛くなる原因は共通していることもありますので、そちらも併せて説明します。
ジェルネイルが伸びて、爪に衝撃を与えてしまった
ジェルネイルをして生活をしていると、爪が伸びて先端から外部の衝撃を受けやすくなります。
例えば、重いダンボールの箱を持つ際に爪を持ち穴に引っかけてしまったりすると、衝撃で爪が剥離するような痛みを伴います。その状態が続くことで普段の生活でも痛みを感じるようになります。
私生活のシーンで爪に衝撃を与えてしまうと、爪にダメージが残ってしまうわけですね。
ジェルネイルが伸びた状態に加え、根元からジェルネイルが浮いている場合は、何かに引っ掛かった際に自爪ごと剥がれてしまう危険があります。浮いた状態の場合は早急に処置が必要です。
ジェルネイルによる固定
ジェルネイルは主に合成樹脂と光重合開始剤からできており、UVライトやLEDライトの光で硬化させる仕組みです。
硬化の際にジェルが縮み爪に固定されるので、施術後すぐは爪をギュッとされたような違和感を覚える方も多いようです。
また、巻き爪に近い状態の方は、ジェルが硬化されると爪が広がって痛みを感じることがあります。この広がった状態のままジェルネイルが伸びるので、痛みはそのまま残ってしまうことが多いです。
爪が薄くなってしまっている
ジェルネイルが伸びている状態・伸びていない状態どちらも共通の原因でよくあるのが、爪が薄くなっている場合です。セルフでしている方によくあるのが、ファイル(爪やすり)で爪の表面を削りすぎていて痛みを感じてしまう状態です。
ジェルを硬化する際の硬化熱は誰にでも起こりますが、爪が薄い方はライトに手を入れていられない程の熱さを感じてしまいます。
ジェルが伸びている・伸びていないにかかわらず、爪が薄いことによって日常生活で起こる痛みは支障をきたすこともあります。以下の状態に当てはまったら早急に対処しましょう。
- 爪を押すと痛い
- 水、お湯、空気が染みて痛い
- 指を使う作業をすると痛い
上記パターンが該当する場合は、応急処置と対処方法について必ず確認しておきましょう!
ジェルネイルが伸びて痛いときの応急処置・対処方法
ここでは、ジェルネイルが伸びて痛いときの応急処置・対処方法について紹介します。ネイルサロンで施術している方、セルフでジェルネイルをしている方のどちらにも共通することなので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
ジェルネイルの長さを短くする
外部から衝撃を受けて痛みを伴う場合は、ジェルネイル自体の長さを短くしてみましょう。ただし、ファイルを使用して削るようにしてください。家庭にある爪切りで切るのはNGです。
爪切りで切る際に、衝撃で爪にダメージを与えてしまい、痛みを感じます。ある程度短くなると外部からの衝撃を受けにくくなるので、普段の生活をしていても痛みが軽減されるようになります。
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オフをする
一度ジェルネイルをオフすると痛みを軽減できます。セルフネイルをしている方は道具を持っているかと思いますが、ジェルリムーバー、コットン、アルミホイル、ウッドスティックを使って落としていきます。
オフの仕方は以下のとおりです。
- アルミホイルは指を巻ける位にコットンは爪より少し大きいサイズに切っておく
- ジェルネイルの表面を荒いファイルで全体的に傷を付ける
- 小さく切ったコットンにジェルリムーバーを染み込ませる
- ジェルネイルの上にのせてアルミホイルを巻く
- 10分ほどおいたらアルミホイルを外す
- ウッドスティックで爪の根元から先端に向けてジェルを取っていく
- 一度で取れない場合はこの工程をもう一度繰り返す
ジェルネイルが一度オフされることで爪への負担が軽減されますので、ある程度の痛みを和らげることができます。オフした後は爪が乾燥しているので、必ずオイルやハンドクリームで保湿をしてくださいね。
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ネイルサロンの担当者に相談する
ネイルサロンで施術を行っている方は、店舗に相談してみましょう。自分の判断だけでジェルリムーバーを使わずに無理やり剝がすことは絶対に避けてください。
施術を担当したネイリストはお客様の爪の状態を把握しているので、ジェルネイルが伸びてきて痛みを感じた場合は、一度予約を取ってジェルネイルや爪の状態を見てもらうといいでしょう。その際に、ネイリストからの指示で適切に処置を行うようにしてくださいね。
行きつけのネイルサロンがない場合は、ネットから探すようにしましょう。
ジェルネイルの痛みへの応急処置後の対応
痛みの応急処置をした後は、適切な爪への対応が必要です。そのまま放置せずに自分に合った対応をしていきましょう。
施術したネイルサロンで見てもらう
自己判断は危険です。応急処置後はそのまま放置せず、施術したネイルサロンで確認してもらってください。
自分でどうにかしようとするよりも、ネイリストに見てもらうほうが安心ですね。
医師の診察を受ける
痛みがひどい場合は、病院での診察を検討します。応急処置すらできないような痛みのときはすぐに病院を受診してください。
爪の疾患は皮膚科を受診します。明らかに化膿していたり、赤く腫れていたりする場合は、菌が感染していることもありますので早急に病院を受診するようにしましょう。
爪の状態が悪い場合はすぐに病院に行くようにしましょう!
伸びて痛くならないための予防方法3選
ジェルが伸びて痛くならないために、予防策を知っておくことも大切です。ここでは3つの予防策について紹介していきます。
1.ジェルネイルの長さを短めにする
ジェルネイルが伸びて痛みを感じてしまう方は、なるべく爪の状態を短くしてジェルネイルを付けるようにしましょう。
伸びて長くなってくると、引っ掛かりができたり、ジェルが浮いてきたりして、日常生活での衝撃で自爪を痛めてしまう原因になります。短くジェルネイルを付けることで外部からの衝撃を防ぐことができます。
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2.フィルインでのお直し
フィルインとは、ジェルネイルを付け替える際にもともと付いているベースジェルだけを自爪に残して施術を行う方法です。
ジェルネイルをオフするジェルネイルリムーバーには、アセトンが含まれています。アセトンは、爪や皮膚の水分を奪い、乾燥やダメージを引き起こします。また、頻繁にジェルネイルをオフすると爪を削る量が増え、爪が弱くなり、痛みや二枚爪のリスクが高まります。
そういった際はフィルインが効果的ということですね。
フィルインはジェルリムーバーを使うことなくジェルを付け替えることができるので、自爪にダメージを与えずに済みます。
自爪をキープしたまま、ジェルネイルがオフできるのはとてもすごいですね。
そうですね。ただし、フィルインは高度な技術が必要です。誤ると自爪の表面まで削ってしまい、余計に爪の状態をひどくさせてしまいます。できれば、ネイルサロンで施術することをおすすめします。
3.付け替えは3週間から4週間のペースで
ジェルネイルの付け替えの頻度は、早くても遅くても良くありません。
早い場合と遅い場合でどのようなことが起きますか?
早すぎるとそのぶん自爪にダメージを与えてしまいます。遅すぎてもジェルネイルが伸びて痛みを感じてしまううえに、ジェルが浮いている状態だと髪の毛が引っ掛かったり、グリーンネイルの原因になったりしてしまいます。
グリーンネイルはとても怖いですね。いずれにしても、そのような状態はとてもよくないですね!
どちらにしても自爪にとっては良い状態とはいえないので、付け替えの時期はとても重要です。3週間から4週間のペースでジェルネイルの付け替えを行い、自爪への負担を少しでも減らすように心掛けましょう。
ジェルネイルが伸びても痛くならないジェルネイル生活を楽しもう
今回はジェルネイルが伸びてきた際の痛みについて解説ありがとうございました!
最後にジェルネイルが伸びてきた際の痛みについてまとめます。
- ジェルネイルが伸びてくると自爪への負担が増え、痛みを伴う場合がある
- あまりにも痛みを感じる場合は、施術をしたネイルサロン、または病院を受診する
- ジェルネイルをする際には、痛みを防ぐための予防法も試す
良い爪の状態がキープできてこそのジェルネイルです。適切な対処法、付け替え時期を守って楽しいジェルネイル生活を送ってくださいね!