
ジェルネイルを付けるには、ジェルを硬化させるライトが必要です。そしてライトは、紫外線の光でジェルを固めると聞いたことがありませんか?



ジェルネイルをしている、またはこれから始めようと考えている方は、「ライトの光で日焼けしないのかな?」「紫外線でシミができたりしないの?」という疑問を持ったこともあるのではないでしょうか。
この記事ではライトの光で日焼けしてしまうのかという疑問にお答えします。また、対策方法についても紹介しますので、参考にしてください。
ジェルネイルのライトで日焼けはする?


結論からいうと、ライトで日焼けすることはほぼありません。人が日焼けをする波長とジェルを固める波長は違うもので、日焼けの心配はほぼないといえるでしょう。



ライトでの日焼けは心配ないんですね。



しかし、絶対というわけではありません。次章からライトの光について解説していきます。
紫外線の種類


紫外線には3つの種類があります。
種類 | 特徴 |
UV-A 315~400nm | 皮膚の奥まで届きやすい 肌にはほとんど影響はない 長い間浴びているとシミやシワ、日焼けの影響が出てくる |
UV-B 280~315nm | A波より強く、表皮に日焼けや炎症を起こす シミやシワの原因にもなる スポーツや日中の日焼けはこのB波の影響 人体に害をもたらす紫外線 |
UV-C 100~280nm | 人体に害がある紫外線 オゾン層により地上までは届いていない |



紫外線だけでも3つの種類があるのは初めて知りました。ジェルライトの光はどの種類でしょうか。



ジェルライトから出ているのはUV-A波なので、すぐ日焼けするなどの心配はありませんが、何年も継続的に浴び続けていると日焼けになる可能性があります。すぐ肌が赤くなったり炎症が出てくるのはUV-B波なので、ジェルライトでの炎症は心配ありません。
ライトの種類
ジェルライトには主に2種類あります。それぞれ特徴がありますので確認しておきましょう。


UVライト


日焼けの心配があるのはこのUVライトの紫外線ですが、UVライトの光はUV-A波を使用しているので日焼けの心配はほぼないでしょう。UVライトは蛍光灯の光を使用しており、太陽の光と比べるとその光の強さは1000分の1といわれています。



UVライトは紫外線の弱い光でジェルを硬化しているんですね。



しかし、心配ないとはいえ長い期間浴び続けていると、日焼けの影響が全く出ないとはかぎりません。
LEDライト
以前の主流はUVライトでしたが、現在はLEDライトを使用することが多くなりました。LEDライトは、可視光線といわれるブルーライトの光を使用します。LEDライトが20~30秒で硬化するのに対してUVライトは1~2分かかります。



LEDライトを使うと時短になるのは嬉しいです。UVライトと比べて日焼けはどうでしょうか。



UVライトに比べて肌への負担も少なく、照射時間も短くなったことから日焼けの心配もさらになくなったといえます。
ジェルネイルのライトでの日焼け対策
ライトでの日焼けが気になる方は日焼け対策をしてみましょう。日焼け対策はとても簡単です。ジェルライトに入れる際にできる日焼け対策を紹介します。
UVカット用手袋


今は市販でUVカット専用の手袋が売っています。主に外出や車の運転に使用することが多いですが、ライトに入れるときにも活躍します。ジェルネイルを施すので、指先が出ているタイプの手袋を使いましょう。



通販で見つけられるので、気になる方はぜひ探してみてくださいね。



指先が出ているタイプが見つけられないときは、UVカット手袋の指先をハサミでカットする方法もおすすめです。
日焼け止めクリーム


手袋だけで心配な方は、日焼け止めクリームを塗る方法もあります。お手持ちの日焼け止めクリームを使用してください。日焼け止めクリームは日中の紫外線を強力にブロックしてくれるので、ジェルライトの微量な波長ならほぼ日焼けをすることはないでしょう。



日焼け止めクリームを使用する際に気を付けることがありますか。



指には塗らず手の甲のみに塗るようにしてください。指まで塗ってしまうと、日焼け止めクリームの油分でジェルが浮いてしまう可能性があります。手の甲に日焼け止めクリームを出し、両手の手の甲同士を擦り合わせるように塗ると指に付くことがありません。



ジェルネイルの施術時はなるべく手袋を使用し、気になる時だけ日焼け止めクリームを使用するようにしましょう。
日焼けが気になる場合はLEDライトを使用する
UVライトから出るUV-A波はほぼ日焼けの心配はないとお伝えしましたが、紫外線は日常でも常にある状態なので、完全に防ぐことはできません。



紫外線をなるべく避ける方法はあるのでしょうか。



心配な場合は、UVライトからLEDライトに替えるのがおすすめです。照射時間が短くなることで時短になり、かつ肌への負担も少なく日焼けの心配も少なくなります。UVライトに比べて高価ですが、ライトの交換もなく半永久的に使用することができるため、トータル的にコスパは良くなります。
ジェルネイルライト・硬化ライト


日焼けはそこまで気にしなくて大丈夫





ここまでライトの日焼けについて解説してきましたが、ライトの光ではほぼ日焼けの心配はないことが分かりましたね!



ライトの光だけでは日焼けの即効性はないので、普段の日焼けとはまた違う紫外線だということを覚えておくといいでしょう。



どうしても日焼けが気になる方は、日焼け対策をしてジェルネイル生活を楽しんでください!