2021年10月15日記事を更新

「ワンカラーが大好き!」「シンプルなネイルが好き」とセルフネイルで楽しんでいる女性は多いですよね。ワンカラーネイルは、たくさんの方から人気があるオーソドックスなネイルです。





「次はどんなネイルにしようかな?」「ワンカラーネイルのコツを知りたい」と悩んでいる方のために、今回は元ネイリストさんに協力を仰ぎ、ワンカラーネイルの具体的な手順やコツについて紹介します!気になった方はぜひ参考にしてみてください!
【基本】ワンカラーとは





ワンカラーネイルとは、一色のカラーで仕上げたネイルデザインのことです。短い爪の方でもかわいい仕上がりになるため、幅広い年齢層の方に人気のネイルといえます。



カラーを変えるだけで雰囲気が変わるため、飽きないネイルデザインです。



元ネイリストさんにワンカラーネイルを実演していただきました動画も併せてご覧ください!
【シーン】ワンカラーネイルの種類



ワンカラーネイルといってもシーン別にさまざまな使い方があります。
オフィスネイル





仕事の関係上、派手なネイルができない方はヌーディー色を使うと上品に仕上がります。こういったネイルデザインを「オフィスネイル」ともいいます。
パーティネイル





派手なカラーに変えてネイルパーツを付けると華やかに。パーティネイルは一色+ネイルパーツを足して豪華なデザインに仕上げます!
アシメネイル





左右の色を変えるデザインです。一度で二度楽しめるため、お得感があります。
ブライダルネイル





ホワイトのワンカラーとフラワーデザインを組み合わせたデザインが人気です。
【方法】ワンカラーネイルの手順





「セルフネイルでもワンカラーをきれいに塗りたい!」という方に対して、今回は用意するものから手順までご紹介します!元ネイリストさんが実演していますので参考にしてみてください!
ワンカラーネイルを行う5つ工程
プレパレーション
ベースジェル
カラージェル
トップジェルとネイルパーツ
仕上げ
【工程1】プレパレーション





プレパレーションとは、ジェルを塗る前の下準備のことです。セルフジェルネイルには準備が必要なので、始める前に用意しておきましょう!ここでは、元ネイリストが実演した画像をもとに解説します!
プレパレーションに必要なネイル道具
- プッシャー(ストーンプッシャー)
- キューティクルニッパー
- エタノール
- ファイル
- バッファー
- プレプライマー
プレパレーションの手順



プレパレーションの具体的な手順は主に6つの工程です!元ネイリストが実演していますので真似しましょう!
プレパレーションの工程
- 爪の長さと形を整える
- プッシャーを使い、甘皮部分(キューティクル)を押し上げ
- 甘皮をキューティクルニッパーで除去
- バッファーで爪の表面を傷付ける
- プレプライマーを塗る
- よく乾かして次のベースジェル工程へ
1.爪の長さと形を整える





ネイルファイルを使用して爪を整えましょう。





ジェルでぷっくりするので、仕上げたい形より細めにしておくのがポイントです。
2.プッシャーを使い、甘皮部分(キューティクル)を押し上げ





次にプッシャーで甘皮部分(爪の根元)を押し上げます。





爪に対して40〜45度が正解です。甘皮部分(キューティクル)付近をきれいに。エタノールを吹きかけるときれいに仕上がります。
キューティクルニッパー・プッシャーセットの見本商品
3.甘皮部分(キューティクル)をキューティクルニッパーで除去





ニッパーで余分な甘皮を切っておきます。





処理をきちんとすることが長持ちするポイントです。
キューティクルニッパー・プッシャーセットの見本商品
4.バッファーで爪の表面を傷付ける





リフトしないために甘皮部分(キューティクル)付近をファイルで傷付けます





根本付近も密着を高めるため、しっかり傷を入れます。





爪の表面はややギザギザ感です。
ネイルファイルセットの見本商品
5.プレプライマーを塗る





油分があるとジェルがリフトする原因になります。爪の表面についた水分と油分を除去しましょう。プレプライマーやエタノールをキッチンペーパーに付けて拭き取っても可。終わったら、よく乾かしてベースジェル工程に移りましょう。
【工程2】ベースジェル





プレパレーションが終わったらベースジェルを塗ります。以下に用意するものと工程を記載していますので、確認しましょう。
ベースジェル工程に必要な道具
- ベースジェル
- 筆
- キッチンペーパー(好きな大きさにカットし、筆を拭くために使います)
- UVライトまたはLEDライト
- ウッドスティック
ベースジェルの手順
- 筆にベースジェルをとり、爪に塗布する
- 表面を整え、ライトで硬化
- キッチンペーパーで筆をきれいに拭く
1.筆にベースジェルをとり、爪に塗布する





表面が乾ききったのを確認してからベースジェルを塗っていきます。





はみ出さないギリギリのラインまで塗ります。先端からリフトしないように先端にも塗布します。1度目は少しだけで大丈夫です。
ベースジェル・ベースコートの見本商品
ネイルブラシセット見本商品
2.表面を整え、ライトで硬化





横から見て高い部分(ハイポイント)の位置を調整したら硬化します。真ん中よりやや根元よりがバランス良く見えます。





表面の凹凸が気になる場合はベースジェルを二度塗りしてなだらかに整えます。





ジェルは縮んでいくので時間がかかりそうな時は2〜3本ずつ硬化しておきます。硬化が終わったら、次のカラージェルの工程へ。
ベースジェルがはみ出た場合、ウッドスティック等で除去してから硬化してください。そのままにするとリフトの原因です。
ジェルネイルライト・硬化ライト


ポイント:キッチンペーパーで筆をきれいに拭く



ペーパーでブラシを拭き取ります。筆が何本がある場合はベースジェル・ラメ・カラージェルによって使い分けるのがおすすめです。筆をきれいに拭くことで、仕上がりがきれいに。
[temp id=38]
【工程3】カラージェル





ベースジェルを塗り終えたらカラージェルを塗ります。
カラージェル工程で必要な道具
- カラージェル
- 筆
- キッチンペーパー
- エタノール
- ウッドスティック
カラージェルの手順
- きれいな筆にカラージェルを取り、キワまで塗布
- ライトで硬化して二度塗り。その後、再度ライトで硬化する
- 好きな色味になったら最後のネイルパーツ・仕上げに続きます
きれいな筆にカラージェルを取り、キワまで塗布





ペーパーで拭き取ったブラシまたはカラー用ブラシで、はみ出さないように塗っていきます。





はみ出た場合はウッドスティックで除去します。
カラージェル(コンテナ型)の見本商品
ネイルブラシセット見本商品
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ライトで硬化して二度塗り。その後再度ライトで硬化する





塗布したらそのまま硬化ライトで固めます。







仕上げたい色味によっては一度塗りのみで良いですが、ほとんどのメーカーが二度塗りを推奨しています。そして次のトップジェルとネイルパーツ工程へ!
【工程4】トップジェルとネイルパーツ





ワンカラーで仕上げた方で、ネイルパーツを付けたいという人もいるはずです。ネイルパーツはスワロスキーやパール、スタッズなどがあります。
トップジェルとネイルパーツの手順





ネイルパーツの付け方はカラージェルを塗ってライトに入れた後に付けます。





パーツを付けたい位置に、トップジェルを塗り、その上にパーツを乗せて硬化させます。





ワンカラーで仕上げた方で、ネイルパーツを付けたいという人もいるはずです。ネイルパーツはスワロスキーやパール、スタッズなどがあります。
トップジェルとネイルパーツの手順





ネイルパーツの付け方はカラージェルを塗ってライトに入れた後に付けます。





パーツを付けたい位置に、トップジェルを塗り、その上にパーツを乗せて硬化させます。





パーツは動きやすいため、ライトにゆっくり入れてください。





つや出し用のトップジェルを塗る方法もおすすめです。





硬化後、エタノールを付けたキッチンペーパーで未硬化ジェルを拭き取ります。





ノンワイプのトップジェルは拭き取りが不要です。
トップジェルを塗ることでパーツをジェルで覆ってくれるため、取れにくくなります。
【工程5】仕上げ





最後はきれいに仕上げるための作業です。ネイルパーツを付けない方はカラージェルからトップジェルを塗り、仕上げるようにしましょう!
仕上げの手順





最後に先端の形や引っかかりがないか確認し、整えます。









引っ掛かりやギザギザしてなければ完成です。
【コツ】きれいなワンカラーにするために6つのコツを押さえる





ワンカラーといっても、セルフネイルをする際はいくつのコツやポイントがあります。ここでは下準備から色の選び方まで、元ネイリストが解説します!
【コツ1】下準備が仕上げに影響





プレパレーションを丁寧にすることできれいに仕上がります。
甘皮部分(キューティクル)周りがきれいになることで、キワまで塗ることができます。
甘皮部分(キューティクル)周りが乾燥してしまうと硬くなってしまい、処理をするのに時間がかかってしまいます。
普段からキューティクルオイルを塗って保湿するといいでしょう。
【コツ2】ベースジェル時は丁寧に塗る





下準備のプレパレーションも重要ですが、ワンカラーをきれいに塗るためにはベースがキレイに塗れていることです。ポイントはベースジェルをのせた後に、「つるんっ」としているといいでしょう。ベースジェルがボコボコしていると、カラージェルも歪んで見えてしまいます。
セルフレベリングを利用してきれいにベースジェルが塗れるようになることでワンカラーネイルがきれいに仕上がるでしょう。
【コツ3】筆の使い方も重要





筆を丁寧に使うことを心がけることで、仕上がりがきれいです。キッチンペーパーを好きな大きさにカットして、ストックしておきます。拭くときはキッチンペーパーを左手に持ち、筆を右手に持ちます。キッチンペーパーを半分に折り、間に筆を挟みながら拭くと、筆が真っ直ぐになり、キワまできれいに塗ることができます。
【コツ4】適度な量で塗る





カラージェルをたっぷりとって塗ってしまうと根本に段差が出てしまいます。さらに、段差が出てしまうことで、見た目がカッコ悪くなってしまいます。重ね塗りするときは、適度なジェルの量をとってから塗りましょう。重ね塗りをしなくても、発色がいいカラージェルを見つけることも大切です。
【コツ5】ジェルメーカーで統一した方がきれいに仕上がる





好きなメーカーがある方は統一して使っている人が多いです。メーカーを統一したほうがジェルの相性もよくきれいに仕上がります。ただし、メーカーにこだわりがない方は統一しなくても大丈夫です。
ライトの種類(LED用かUVライト用)の表記を確認して、ライトに入れたときに硬化する事を確認すれば、他のメーカーのジェルを使うことも可能です。
【コツ6】色選びも重要





指先を上品できれいにしたい方には、ライトベージュやピンクベージュのような肌馴染みの良い色がいいでしょう。肌馴染みのいい色にすることで、指を長く見せることができます。



おしゃれやこなれ感を重視したい方にはグレー系カラーやネイビーなどが人気です。



ほかにも、昔から赤系カラーは指先をとてもきれいに見せてくれるといわれています。そのため、ネイリスト検定にも使われている色です。
ワンカラーのジェルネイルを楽しもう!





今回はネイリストさんに協力いただき、ワンカラーネイルに必要な道具から手順、コツについて具体的にわかりやすく紹介しました!



ワンカラーネイルは、色を変えること・パーツを付けることでオールシーズン人気のあるデザインです。初めての方でも簡単でおすすめですよ。



これからセルフジェルネイルに挑戦しようとしている方はワンカラーから初めて見ましょう!