2021年10月3日記事を更新

ジェルネイルをしている方なら一度は聞いたことがある「マーブルネイル」。でも、そのマーブルネイルがイマイチ分かっていない方も多いはずです。

マーブルネイルは大人にも人気のデザインです。セルフでネイルをするならこの機会にしっかり押さえておきましょう!

今回は「次のネイルはどんなデザインにしよう?」「どんなデザインがあるかな?」と迷っている方のためにマーブルネイルの手順やコツポイントついてご紹介します。

実際に私がマーブルネイルをしているところも簡単に解説しますので、参考にしてみてください。
【基本】マーブルネイルとは

マーブルネイルとは、2種類以上のジェルを組み合わせ、マーブル柄(大理石模様)に仕上げるネイルデザインのことです。大人っぽい魅力もあり、幅広い年齢層の方に人気です。

マーブルネイルは凝ったネイルデザインに見えるため、とても人気ですよね。同一色でシンプルにまとめてみたり、華やかな色を合わせて豪華にしてみたり、色の合わせ方によってアレンジの幅も無限大です。

「セルフでやるのは難しいんじゃないかな……」と思っている方も、セルフネイルをしたい方向けに詳しい手順を記載していますので、ぜひ参考にしてみてください。
【特徴】マーブルネイルは色選びが大切

マーブルネイルで重要なのは「色選び」です。マーブルネイルは同系色の濃淡で数色選ぶと失敗しにくいといわれています。

たとえば、淡いベージュやピンクを合わせることで上品なデザインに。ターコイズやパステルミントのような色を合わせると夏に人気のモロッコ風デザインになります。

ほかにも、オレンジ、レッド、ホワイト系のビタミンカラーを合わせればエスニックなデザインに変身しますよ。
【方法】マーブルネイルの手順

ここではセルフでマーブルネイルをする手順について紹介します!実際に行っているところも元ネイリストさんに撮影してもらいましたので参考にしてみてください!

まずはマーブルネイルをするときには以下の道具を用意しましょう。
プレパレーションの際に使用
- ファイル
- バッファー
- ストーンプッシャー
ベースジェルの際に使用
- ベースジェル
- 筆
- エタノール
- UVライトまたはLEDライト
カラージェルの際に使用
- カラージェル
- 筆
- キッチンペーパー
- プライマー
- ウッドスティック
トップジェルの際に使用
- トップジェル
- 筆
- ウッドスティック
- キッチンペーパー
- プライマー
【手順1】プレパレーションで整える

プレパレーションとは、セルフジェルネイルをする前の下準備のことです。爪や甘皮部分(キューティクル)を整え、ジェルネイルの土台を準備します。
プレパレーションの手順

今回のプレパレーションは2つの工程で進みます。
2つの工程
- ファイルで爪の長さ・形を整える
- 爪の表面をバッファーで傷付け
ファイルで爪の長さ・形を整える

まずはファイルを使用して爪の長さや形を整えましょう。

爪の長さ形を整えてからストーンプッシャーで甘皮部分を押し上げます。キューティクル周りをキレイにしましょう。

余分な甘皮はキューティクルニッパーで除去しておきます。
ネイルファイルセットの見本商品
爪の表面をバッファーで傷付け

バッファーで爪表面を傷つけましょう。

キューティクル周りだけファイルで傷をつけるとリフトしにくいです。表面に傷をつけたらプレプライマーやエタノールを付けたキッチンペーパーで表面の油分除去をします。そして次のベースジェル工程に移りましょう。
プレプライマーの見本商品
【手順2】ベースジェルを塗布

ベースジェルは下準備した爪の上にジェルを塗る作業です!
ベースジェルの手順

表面が乾いてからベースジェルを塗ります。凹凸があれば、ここで整えておきます。ベースジェルはリフトしないようにしっかりと2度塗りしましょう。

はみ出さないようにしながら、先端にもしっかり塗布します。ただし、この後の工程で厚みが出るので薄めに塗るようにしてください。

1度目は塗り込むように「ギュッギュ」と塗り、硬化させます。2度目は適度に塗ります。

セルフレベリング(表面張力でジェルの表面が平らになる現象)で時間をおき、横から見て「ぷっくり」となったら硬化させます。終わったら次のカラージェル装飾の工程へ。
ベースジェル・ベースコートの見本商品
[temp id=38]
【手順3】カラージェルで装飾

ベースジェルを塗り終えたら、実際にカラージェルで装飾を行います。
カラージェルの手順
- 下地に使いたいカラージェルを塗布
- 重ねたい色をランダムで配置
- ライトで硬化
下地に使いたいカラージェルを塗布
※画像の中指を装飾中

色合わせを決めてからベースとなるカラーを全体に塗って硬化します。薄い場合は2度塗りも検討します。

上手くぼやけて馴染むように、クリアジェル(ベースジェルで可)を全体に一度塗りします。これは硬化しません。
重ねたい色をランダムで配置

クリアジェルの上に直接、重ねたいカラージェルをランダムに置きます。

置いた部分の真ん中ではなく、周りを触るようにして動かします。

置いたカラーを潰さないように注意します。

今回はクリアジェルの上に水色と薄い紫を配置してマーブル柄にしました。
カラージェル(コンテナ型)の見本商品
カラージェル(ポリッシュ型)商品
ライトで硬化

アート用筆で2色をS字になるようなイメージで混ぜ合わせます。ポイントは優しくなぞるようにすること。触りすぎないように注意!全体のバランスを見て硬化します。
ジェルネイルライト・硬化ライト

【手順4】トップジェルで表面をツルツルに仕上げる

仕上げにトップジェル工程です!
仕上げの手順
- ホロやラメの装飾
- トップジェルを塗布
- 拭きとり作業
- ファイルを使用して爪を整えて完成!
- 【見本】横模様のマーブルネイル
ホロやラメの装飾

アートが終わったら仕上げにトップジェルを塗ります。

人によってはラメやホログラムを配置したい人もいるはずです。まずはトップジェルを行う前に装飾をしておきましょう。お好みでラメやホログラムを散らばせてキレイに仕上げます。
ラメパウダーの見本商品

トップジェルを塗布

ラメやホロなどの装飾が終わったら、トップジェルを適量筆に取って爪に塗り、仕上げたい分厚さに整えます。このときには先端をしっかり覆うように塗りましょう。
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拭きとり作業

ノンワイプのトップジェルでない場合は、エタノールを付けたキッチンペーパーで拭き取ります。
コットン・ワイプの見本商品
ファイルを使用して爪を整えて完成!

拭きとりが終わったらファイルで爪先を整えて完成です。
ネイルファイルセットの見本商品
【見本】横模様のマーブルネイル
※右手中指を装飾

今回は水色と薄い紫以外にも、横模様の茶色と白のマーブルネイルも行いました。

色を潰さないように境目をぼかしながら横に動かしていきます。横に流れるように乗せると横模様のマーブルネイルが完成します。

横に流れるように乗せると横模様のマーブルネイルが出来上がります。

キワを拭き取り。

完成です!ぼかし方で違った雰囲気が楽しめます。
【番外編】ラップを使った簡単なやり方

自分で道具を用意して本格的に挑戦してみるのもよいですが、最初は簡単にしてみたいという方もいますよね。ここではマニキュアでやりたい方や初心者の方も簡単にできる方法を紹介します!
用意する道具
- ベースコート
- カラーマニキュア
- トップコート
- ラップ
- マスキングテープ
簡単な手順とコツ
- ベースコートを塗って乾かす
マスキングテープで皮膚を覆っておくと、皮膚にマニキュアが付くのを防げます。 - カラーマニキュアを塗って乾かす
薄い場合は2度塗りしましょう - マーブル模様にしたい色を水玉状にランダムに
1色目と2色目は重なるようにおきます - 乾かないうちにラップを上から被せてボヤかす
- 乾かないうちにラップを外します。外したら乾かす
- トップコートを塗って乾かしたら完成!

マーブル模様がうまくいかないときはトップコートを塗る前に、ラメでマーブル柄の様に書くと可愛く仕上がります。
【コツ】筆の動かし方

マーブルネイルをアートするときのコツは、力を入れすぎないことです。力が入りすぎてしまうと、カラーがえぐれてしまってキレイに仕上がりません。
2つのコツ
- 力を入れすぎない
- S字を描くようにする

力を抜いて、サーっと軽くマーブルにしたいジェルを引っ張るようにします。また、引っ張るときは、S字を描くようにすると素敵なマーブルデザインになります。
【まとめ】お好みのアレンジを加えよう!

マーブルネイルはそのままでも十分おしゃれで可愛いですが、自分好みにアレンジすることで素敵なネイルデザインになります。

ネイルパーツを付けてみたり、ラメを入れたりするだけで、とてもおしゃれになります。ぜひ、おしゃれなネイルデザインを見つけましょう。