2021年10月18日記事を更新。

3〜4週間ほど持ち、上品な光沢感を感じさせ人気も高いジェルネイル。

「毎月ネイルサロンへ行くのが面倒」「サロン代を節約したい」という考えからセルフジェルネイルを始めたい方は多いはずです。

「なんだか難しそう」と手が出せずにいる方もちょっとしたポイントを押さえれば、セルフでも持ちの良いきれいなジェルネイルを楽しめます。

今回はセルフジェルネイルのやり方と手順について簡単に解説します!ジェルネイルに興味のある方は参考までにどうぞ!
【道具編】ジェルネイルに必要な道具


これまではサロンへ赴き、ネイルの施術を受けるのが一般的でしたが、最近では自宅で行うセルフジェルネイルが人気を集めています。

ジェルネイルを始めるためには道具を一式そろえなけばなりませんが、必要な道具がまとめられた「ジェルネイルキット」も販売されているため、初心者も簡単にセルフジェルネイルを始められます。
- エメリーボード
- ファイル
- ソフトファイル
- ハードファイル
- バッファー
- プッシャー
- キューティクルニッパー
セルフネイルの際に使用する道具
- ライト
- ブラシ
- クリアジェル
- トップコート
- ベースコート
- カラージェル
- ハードジェル
- ソフトジェル
- ワイプ
- クレンザー
ジェルをオフする際に使用する道具
- リムーバー
- コットン
- ファイル
- アルミホイル
【準備編】ジェルネイルのもちを良くする爪のケア


ジェルネイルを行うためにはジェルを塗布する前のケアが重要です。ケアが不十分だとジェルが1~2週間ほどで取れてしまい、ジェルネイルを存分に楽しめません。

頻繁にジェルが取れてしまう原因は指先をよく使ったり、水仕事が多かったりという生活から起きることが多いです。

万全なケアをすることでジェルの密着を強くし、1か月近くの間ネイルを美しい状態で保てるでしょう。
爪の形を整える!

セルフジェルネイルを行う前に、始めなければならないのは爪の形を整えることです。爪が長い場合は先に爪切りで長さを切ってから整えても問題ありません。

道具は「エメリーボード」または「ファイル(180G)」を使います。ファイルをかける際は必ず「一方向」にします。往復がけは、二枚爪や引っかかりの原因となるため、避けましょう。
ネイルファイルセットの見本商品

爪の形を整えたら、爪周りの皮膚(甘皮)のケアです。メタルプッシャーを使い、爪周りの皮膚を押し上げ、余分な部分をニッパーでカットします。

この作業をすることで爪が1〜3mmほど縦長に見えるようになり、仕上がりの美しさも変わってきます。 爪の形は自然な丸みのあるオーバルが整えやすさや持ちの良さから人気です。

エメリーボードやファイルはAmazonや楽天市場から購入できます。
キューティクルニッパー・プッシャーセットの見本商品
爪の表面に傷をつける”サンディング”


爪の表面に傷をつけるサンディングもジェルの密着を良くします。

使用するのは道具は「100Gのスポンジファイル」。爪の周りは浮きやすい部分なので、周りだけ一度180Gのファイルで軽く傷をつけてから、スポンジファイルを使うとより効果的です。

爪の表面に軽い凹凸がある場合は、ファイルで表面を滑らかに整えても良いですが、削りすぎると爪が薄くなってしまうので注意しましょう。

ジェルの種類によっては「ノンサンディングジェル」といって、サンディングが必要ないものもあります。エメリーボードやファイルはAmazonや楽天市場から購入できます。
ネイルファイルセットの見本商品
【実践編】ジェルを爪に塗布する手順


しっかりと下準備をしたのちに、ジェルを爪に塗っていきます。ジェルを塗ったあとに固めるためにジェルネイル専用のライトが必要です。各工程ごとに照射が必要なので注意しましょう。

硬化ライトにはUVやLEDライトなどの種類があり、ライトを当てる時間が異なります。ジェルメーカー推奨の時間を守るようにします。

ジェルのメーカーによってはUV、LEDのどちらかでしか硬化できないものもあるので、あらかじめ持っている道具に合わせて選ぶと失敗もありません。
ジェルネイルライト・硬化ライト

ベースジェルを塗布


初めにベースジェルを塗っていきます。

爪に直接密着するジェルなので、特に丁寧に塗っていきましょう。薄すぎても厚すぎてもリフトの原因となってしまうため、爪のサイズにあった量を見極めて塗る必要があります。

爪の先端(エッジ)までしっかりと塗って先端からのリフトを防ぎましょう。ベースジェルを爪に塗り終えたらライトで硬化していきます。
ベースジェル・ベースコートの見本商品
カラージェルを塗布


ベースジェルの硬化を終えたら、カラージェルを塗っていきます。カラージェルはジェル本来の発色を出すために、2度塗りが基本です。

ネイルデザインいくつか種類がありますが、人気は以下3つです。
ベージュ系のワンカラー
グラデーションネイル
フレンチネイル

根元がクリアのグラデーション、フレンチは爪が伸びたときに気になりずらいと人気です。

しかし、コツを掴むまでは少し難しく感じるかもしれません。グラデーションは透明感のあるカラーやラメのグラデーションであれば、比較的簡単に塗れるのでおすすめです。
カラージェル(コンテナ型)の見本商品
カラージェル(ポリッシュ型)商品
トップジェルを塗布


トップジェルを塗って仕上げていきます。

トップジェルは比較的柔らかく流れやすいものが多いため、1本ずつ仮硬化しながら塗っていくと良いです。トップジェルを塗る量が薄いと、ジェルが欠けたり持ちが悪くなったりします。

厚く塗りすぎても表面が曇ったり、見た目のフォルムが美しくなくなったりします。最初のうちは適量を見極めるのが難しいと思いますが、慣れてくれば自分の爪のサイズにあった量がわかるようになるでしょう。
仕上げで美しく


最後にライトを当てて硬化していきます。

硬化が終わってから表面を触るとまだ表面がベタベタしているはず。これは固まりきらなかった未硬化ジェルが残っているからです。

このままでは埃がついたり、表面が曇ったりしてしまうのでジェルクリーナーをたっぷりと染み込ませたコットンで拭き取ります。そうすることで美しいツヤのジェルネイルが完成します。
ジェルクリーナー
コットン

トップジェルのなかには未硬化ジェルがなく、拭き取りの必要のない「ノンワイプ」もあるので使いやすいものを選ぶと良いでしょう。
コットン・ワイプの見本商品
【ポイント編】よりきれいに仕上げる塗り方のコツ


ジェルネイルをきれいに塗るには筆の使い方が重要です。


筆を立てず、横に寝かせるような形で「筆圧」をかけずに塗っていきます。「塗る」というより「表面を撫でる」イメージ。筆を立てて塗るとジェルをえぐってしまい、表面がボコボコになってしまうこともあります。

力を入れて塗るとジェルに筆を引っ張った跡がついてしまうので、筆圧をかけないように塗ると仕上がりもきれいです。
【まとめ】セルフジェルネイルを楽しみましょう


セルフジェルネイルのやり方について説明しましたが、最初からサロン級のきれいな仕上がりにすることは難しいでしょう。

ジェルを塗る量や筆の動かし方などを工夫して自分にあったやり方を見つけることで、美しい仕上がりや時間の短縮につながります。

コツを掴んできたら色々なアートに挑戦してみたり、ストーンをつけて華やかに仕上げたり、さまざまな挑戦をしてみてはいかがでしょうか。