3〜4週間ほど持ち、上品な光沢感を感じさせ人気も高いジェルネイル。
「毎月ネイルサロンへ行くのが面倒だ」、「サロン代を節約したい」という考えからセルフジェルネイルを始めたい方は多いはずです。
「なんだか難しそう」と手が出せずにいる方もちょっとしたポイントを押さえれば、セルフでも持ちの良いきれいなジェルネイルを楽しめます。
自宅でできるジェルネイル

サロンへ赴き、ネイルの施術を受けるのが一般的でしたが、最近では自宅で行うセルフジェルネイルが人気を集めています。
ジェルネイルを始めるためには道具を一式そろえなけばなりませんが、必要な道具がまとめられた「ジェルネイルキット 」も販売されているため、初心者も簡単にセルフジェルネイルを始められます。
しかし、セルフジェルネイルを行うにはいくつかの注意点があります。
爪の健康を保ったまま長くネイルが楽しめるよう、正しい知識を持って行いましょう。
ジェルネイルの持ちを良くするケア

ジェルネイルを行うためにはジェルを塗布する前のケアが重要です。
ケアが不十分だとジェルが1~2週間ほどで取れてしまい、ジェルネイルを存分に楽しめません。
頻繁にジェルが取れてしまう原因は指先をよく使ったり、水仕事が多かったりという生活から起きることが多いです。
万全なケアをすることでジェルの密着を強くし、1か月近くの間ネイルを美しい状態で保てるでしょう。
爪の形も「持ち」に影響する?

セルフジェルネイルを行う前に、始めなければならないのは爪の形を整えることです。
爪が長い場合は先に爪切りで長さを切ってから整えても問題ありません。
道具は「エメリーボード」または「180Gファイル」を使いますが、ファイルをかける際は必ず「一方向」にします。
往復がけは、二枚爪や引っかかりの原因となるため避けましょう。
爪の形を整えたら、爪周りの皮膚(甘皮)のケアです。
メタルプッシャーを使い、爪周りの皮膚を押し上げ、余分な部分をニッパーでカットします。
この作業をすることで爪が1〜3mmほど縦長に見えるようになり、仕上がりの美しさも変わってきます。 爪の形は自然な丸みのあるオーバルが整えやすさや持ちの良さから人気です。
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爪の表面に傷をつける”サンディング”

爪の表面に傷をつけるサンディングもジェルの密着を良くします。
使用するのは「100Gのスポンジファイル」。
爪の周りは浮きやすい部分なので、周りだけ一度180Gのファイルで軽く傷をつけてから、スポンジファイルを使うとより効果的です。
爪の表面に軽い凹凸がある場合は、ファイルで表面を滑らかに整えても良いですが、削りすぎると爪が薄くなってしまうので注意しましょう。
ジェルの種類によっては「ノンサンディングジェル」といって、サンディングが必要ないものもあります。
ジェルを爪に塗布する手順

しっかりと下準備をしたのちに、ジェルを爪に塗っていきます。
塗る際に必要となるジェルネイル専用のライトが必要です。
ライトにはUVやLEDライトなどの種類があり、ライトを当てる時間が異なります。
ジェルメーカー推奨の時間を守るようにしましょう。
ジェルのメーカーによってはUV、LEDのどちらかでしか硬化できないものもあるので、あらかじめ持っている道具に合わせて選ぶと失敗もありません。
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ベースジェルを塗布

まず初めにベースジェルを塗っていきます。
爪に直接密着するジェルなので、特に丁寧に塗っていきましょう。
薄すぎても厚すぎてもリフトの原因となってしまうため、爪のサイズにあった量を見極めて塗る必要があります。
爪の先端(エッジ)までしっかりと塗って先端からのリフトを防ぎましょう。
ベースジェルを爪に塗り終えたらライトで硬化していきます。
カラージェルを塗布

ベースジェルの硬化を終えたら、カラージェルを塗っていきます。
カラージェルはジェル本来の発色を出すために、2度塗りが基本です。
・基本的な塗り方は、爪全体に塗る「ワンカラー」
・先端に向けて色を重ねて濃くしていく「グラデーション」
・爪先端に弧を描くように塗る「フレンチ」
などがあります。根元がクリアのグラデーション、フレンチは爪が伸びたときに気になりずらいと人気です。
しかし、コツを掴むまでは少し難しく感じるかもしれません。
グラデーションは透明感のあるカラーやラメのグラデーションであれば、比較的簡単に塗れるのでおすすめです。
トップジェルを塗布

最後にトップジェルを塗って仕上げていきます。
トップジェルは比較的柔らかく流れやすいものが多いため、1本ずつ仮硬化しながら塗っていくと良いです。
トップジェルを塗る量が薄いと、ジェルが欠けたり持ちが悪くなったりします。
また、厚く塗りすぎても表面が曇ったり、見た目のフォルムが美しくなくなったりします。
最初のうちは適量を見極めるのが難しいと思いますが、慣れてくれば自分の爪のサイズにあった量がわかるようになるでしょう。
仕上げで美しく

最後にライトを当てて硬化していきます。
硬化が終わってから表面を触るとまだ表面がベタベタしているはずです。
これは固まりきらなかった未硬化ジェルが残っているから。
このままでは埃がついたり、表面が曇ったりしてしまうので、ジェルクリーナーをたっぷりと染み込ませたワイプやコットンで拭き取ります。
そうすることで美しいツヤのジェルネイルが完成します。
トップジェルのなかには未硬化ジェルがなく、拭き取りの必要のない「ノンワイプ」もあるので使いやすいものを選ぶと良いでしょう。
よりきれいに仕上げる塗り方のコツ

ジェルネイルをきれいに塗るには筆の使い方が重要です。
筆を立てず、横に寝かせるような形で「筆圧」をかけずに塗っていきます。
「塗る」というより「表面を撫でる」イメージ。
筆を立てて塗るとジェルをえぐってしまい、表面がボコボコになってしまうこともあります。
また、力を入れて塗るとジェルに筆を引っ張った跡がついてしまうので、筆圧をかけないように塗ると仕上がりもきれいです。
セルフジェルネイルを楽しみましょう

セルフジェルネイルのやり方について説明しましたが、最初からサロン級のきれいな仕上がりにすることは難しいでしょう。
ジェルを塗る量や筆の動かし方などを工夫して自分にあったやり方を見つけることで、美しい仕上がりや時間の短縮につながります。
コツを掴んできたら色々なアートに挑戦してみたり、ストーンをつけて華やかに仕上げたり、さまざまな挑戦をしてみてはいかがでしょうか。